県では、今年度、大学生と地域の交流を通して新たな視点を取り入れ、地域を活性化させる
サポート活動を行う「地域連携ゼミ」を、男鹿市椿地区で実施しています。
秋田大学教育文化学部地域文化学科の3人の学生が、5月に実施した住民ヒアリング、
6月のまちあるき調査に続き、椿コミュニティセンターを会場に
「椿地区の住民が主体となったコミュニティづくりワークショップ」を7月22日(月)に実施しました。
今回は、椿地区の住民の方々13名が話し合いに参加してくださいました。
3班に分かれて自己紹介をした後、ワークショップは次のような流れで進みました。
①椿地区の将来の「理想像」を思い描く。
②椿地区にはどんな「資源」や「課題」があるか話し合う。
③「資源」と「課題」をグループ分け。グループ同士のつながりや因果関係を見つけたり、
『資源の活用策』・『課題の解決策』を話し合う。
④『資源の活用策』・『課題の解決策』によって、初めに思い描いた「理想像」に近づきそうか再確認する。
進行役の学生ががんばっています!
話し合いで出た意見を付箋に書いて、付箋をグループ分けしたり、線で結んだり・・・
地域の方々も、話し合っていくうちにどんどんアイデアが湧いてきたようです。
住民の皆さんが思い描いた椿地区の「理想像」を少しご紹介すると、
「定住するまち」 「空き家が減る・空き家がうまく利用されている」
「活発な交流」 「顔の見える孤立しないまち」
「若い人が来やすい」「高齢者でも暮らしやすいまち」 「通院・買い物に便利」・・・
きっと、他の地区にも当てはまるキーワードではないでしょうか。
ワークショップは全2回。次回は8月5日(月)に開催します。
2回目は、1回目で話し合った『資源の活用策』・『課題の解決策』について、深堀りしていきます。
皆さんのアイデアを実現するために、「誰が何を行うか」具体的に話し合う予定です。
次回の活動報告もお楽しみに♪
◆ワークショップ後の予定◆
ヒアリング・まちあるき調査・ワークショップでの話し合いの内容から、
学生が地域の活性化対策をとりまとめ、実践に向けた住民説明会を開催します。
活性化対策の提案のうち、すぐに取り組めそうな活動については実践につなげる予定です。
また、9月に男鹿市で行われる「あきた元気ムラ大交流会」でも、学生が活動報告をします!
椿地区の方に限らず、別の地域にとってもヒントになる報告があるかもしれません。
ぜひご参加ください!
地域連携ゼミ住民説明会 令和6年8月29日(木)10:00~ 椿コミュニティセンター
あきた元気ムラ大交流会 令和6年9月 7日(土)12:00~ 男鹿市民文化会館
↓大交流会について詳細はこちらから
「あきた元気ムラ大交流会2024 in おが 」を開催します! | 美の国あきたネット (akita.lg.jp)
◆おまけ◆
6月に実施したまちあるき調査の様子です。
椿地区の住民5名の方々が、学生を案内してくれました。
5月の住民ヒアリングで話題に挙がった避難ルートを確認したり、
実際に歩いてみることによって地区の現状や魅力を感じ取ることができました。
途中、男鹿市地域おこし協力隊の浅井さんからジオパークの解説もしていただきました♪
皆さん、ご協力ありがとうございました!