6月25日(火)、にかほ市横岡地域の「ゲストハウス麓〼」にて、2回目の“麓〼マルシェ”が開催されました!
ここ横岡地域には、市の地域おこし協力隊(任期は終了)として赴任していたVentos(この4月から1名増え現在3名)のお二人が、空き家になっていた古民家を自分たちや地域内または近隣の人々の協力を得ながらリノベーションしたゲストハウス麓〼」が2023年5月にオープンしています。

Ventosは、これまでも様々な形で地域住民と交流を図ってきました♪
そして、近い将来、買い物をすることが困難になる住民が増えることを予想し、地域内で買い物ができる環境を作り出そうと、先月から“麓〼マルシェ”を始めました(^^)

    

      
地域住民が栽培している産物を前日(または当日朝)に買い取ります。価格は青果物卸売市場調査に掲載されている価格を参考にしているとか。
また、地域内では手に入りにくい生鮮食品の販売も考えていて、先月は象潟漁港で獲れた魚介類を販売しました。
今回も販売予定でしたが、前日の悪天候で漁師さんが漁に出られず、今回は品の入荷ができなかったようです。


開始時刻は、午前9時!早速、住民のほか、地域外からの方も訪れてきました♪

      
そして、もちろん産直野菜以外の品も販売されています!
この日は、秋田市の「豆腐百景」さんが出店していて、“できたてよせ豆腐”を販売していました♪
事前に、地域広報誌でお知らせされていたこともあり、お豆腐は大人気(^^) 次から次へと住民が足を運んできていましたよ。

       


さらには、Ventosの中山さん手作りの「蕎麦舞」!
お米を、そばの実と親鳥、出汁で炊いた混ぜご飯が販売されていました♪いずれは商品化する予定だそうです。
横岡地域は、ソバ栽培も盛んで、昨年度は横岡稲倉そば組合とVentosが中心となった活動が評価され、東北農政局の全国豊かなむらづくり表彰で、農林水産大臣賞も受賞しています(^^)
       

         
さらに… マルシェが開催されたことをきっかけに地域住民が「横岡集落サロン」を始めたそうですよ^^
「人が集まりやすいときに、サロンをやろう」という一声で、“麓〼マルシェ”開催日同日に、ここゲストハウスで行うことになったそうで、サロンも2回目の開催だそうです。今回は前回よりもさらに多くの住民が集まったとか。
「普段、地域にいても人に会えない。知ってる顔に会えて楽しい♪」、「豆腐を楽しみに買いにきた、(中山さんたちがきて)全然雰囲気が違うようになった。ここは田舎のかたまりだから、彼らがきて、そのかたまりが溶けていく感じ^^」など喜びの声がたくさん聞かれました。また、「県外の人には知られていても、周辺の上郷地区などにはまだ知らない方が多い。
もっと訪れる人の範囲が広まるといいけど」の声もありました。


住民の齋藤一成さんは、「彼らがせっかくこの場所を作ってくれたのだから、俺たちも使うようにしたいし、快く使わせてもらっている。自治会、営農組合、女性部の打ち合わせ会場や2次会でも使ってるよ(^-^; 女性部なんかは宿泊客に山菜の天麩羅を作ったりして、一緒に食べながら交流しているよ♪
と、話していました。

この日の「ゲストハウス麓〼」の賑わいは、昼過ぎまで続いたようです。
Ventosの方々は、ここに来て、積極的に住民の方々との交流を図っています。自分たちの活動やイベントの情報発信は、
「Ventos放送局」という名のSNSでグループを作り行っていて、現在、登録者数は50人超えとか!
「ここに来て本当に良かった。住民の人たちは、快く私らを受け入れてくれてるし、景観、産物も素晴らしい。宝くじに当たった気分でいます^^」とVentosの方の声!!
“麓〼マルシェ”は、来月から週1回のペースで開催したいと考えているそうです。
この先も、地域の行事には一緒に参加し、草刈りや農作業も積極的に励む彼等と住民との交流は、益々、深まっていきそうですね(^^♪

以上、にかほ市横岡地域からお届けしました!

●おまけ
   
グリーンコーディネーターの資格を持つ、象潟出身の小野田さんがオリジナルブレンド黒豆茶を販売していました♪
商品名の字はご自身筆、さらにはイラストも素敵なものばかりでした。もちろん、黒豆茶の効能もバッチリとお話してくださいましたよ。

       
ソバの栽培も盛んな横岡地域! 棚田では田んぼとソバ畑が交互に並んでいましたよ♪


【お問い合わせ】「ゲストハウス麓〼」

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