6月15日(土)、男鹿市加茂青砂地域の耕作放棄地で5回目の開墾教室が行われました!
県内各所で6月の最高気温を観測したところもあるほどで、この日の加茂青砂も真夏日の気温(^-^;
それでも、汗水流しに来る方はいます。秋の収穫祭に向けて、自分たちで育てた作物を収穫したい一心です♪



      
昨年から開墾を始めた耕地の隣の土地も耕作することとなり、前回、団長が簡単に草刈りをしていたのですが、
今日の作業を前に男鹿市北浦在住の方が、上の写真のように雑草を、バックホーで根っこごと刈り取ってくださいました。
この日は、その刈り取られた草や根の除去と、ここにソバを栽培することになり、そのための整地作業を行いました。

      

    
クワを使って土起こし、そして“残さ”の撤去!


かなり、スッキリとした耕地になりましたね(^^♪
今回、団長は所要によりお休み、副団長の佐々木さんが話していました!
「こちらの耕地で、本当の自然農法をやりたいですね!自給自足ができる無理のない持続可能な農業をするための“純自然農法”。これが本当にできたらすごいけど…」と。かの有名な自然農法の哲学者、故福岡正信が唱えた『人智の範疇で足して補おうとはせずに、極力意味をなさない・必要でないものを減らしていく=引く事』の話をしていたようでした。
なんだか、聞いているとワクワクしてきました。暑さも吹っ飛んだ感じです(^^)

それはそうと、前回までの耕地で植えたジャガイモは、
       
順調に生育していて、きれいな花を咲かせておりました。
荒れた耕地を先人たちのように手作業で整地し、団長も取り組んだことのないジャガイモをとりあえず植えてみたところ、雑草に負けず成長している姿に、「ジャガイモの成長にびっくりしました!」と、感銘を受けた団員もいましたよ(^^) 
私たち取材班も、うれしい気持ちになりました♪

次回は7月上旬に秋まき(収穫)のソバの種まきをする予定です。
ソバは雑草に強いとかで、比較的、管理も楽とか。収穫祭でソバを食することができるのか楽しみですね♪

以上、男鹿市加茂青砂地域からお届けしました!

おまけ(^^♪

この日の昼食会では、住民の方が「エゴ」を賄ってくださいました。
海で採れた「エゴ草」を使った郷土料理!手間暇かかった一品です。きゅうりのパリパリ漬けもさっぱりしていて食べやすく、
大人気でしたよ♪作業のあとの疲れた体に、染み渡る味でした(^^)

今回の作業から、加茂青砂で週末生活を送る大学生が参加しています。
土起こし団にとっても、加茂青砂地域にとっても今後の戦力になることを期待します♪