梅内(うめない)地域は白神山地のふもとに位置し、世界自然遺産地域にまで連なる広大な山地を有しています。
普段から、それぞれに森林整備、森林に親しんでもらう活動や収穫した山菜の販売などの活動をしていますが、
4月13日(土)、二ツ井宝の森林(やま)プロジェクトの皆さんと山菜倶楽部の皆さんが、初めて合同で作業をしました(^^)
(※活動の詳細についてはこちらからどうぞ→梅内聚落ホームページ)
それでは、好天に恵まれたこの日の作業の様子をお届けします♪
作業が行われているところは地域の「馬子岱土場」!到着したときには、すでに作業が始まっていましたよ。
こちらは、所有する森林から伐採してきた木を薪にするため、さらにチェーンソーで細かく伐採しているところです。
周りは森林に囲まれているせいか、チェーンソーの音が心地よい響きを奏でていました。
少し離れたところではお母さんたちが、菌床まいたけのブロックを三個くっつけて繋げ、ほどけないように紐で縛る作業に追われていました。
こちらで2年前から始めた菌床まいたけ栽培!ブロックを繋げることでそれぞれのブロッグに養分がいきわたりやすくなるのだとか。
藤里まいたけセンターから210個の菌床まいたけブロックを購入し、この日、ブロックを繋げる作業をしてから所有地の森林へ運ぶことになっていましたよ(^^)
この日は気温もどんどん上がり、10時には休憩時間を設け、水分補給の時間を取りました。
一息中のついでといってはなんですが、今回、初めて作業に参加された方の自己紹介もありました。梅内地域のはずれ、1件しか家がなかったところに新たに家を建て、
移住されてきた方です(^^) 皆さん、大歓迎で少し質問攻めにあっていましたね。
再び、作業再開です♪
森林で伐採した木を利用して、梅内聚落では原木キノコの栽培もしています。
こちらでは、原木にしいたけとナメコの植菌作業をしていましたよ。
ナメコはさくらの木に、しいたけはナラの木にそれぞれコマ打ちしていました。今年の2月に伐採したものを使用してるのだとか。
この日の作業に入るための準備は、計画をたて事前にバッチリでかしておくようです。
皆さん、コマ打ちも手慣れたものでした。
植菌された原木も、すべてまとめて森林にあるホダ場に運ばれていきます。そこで原木にキノコの菌がいきわたるよう、じっくりと寝かせておきます。
菌床マイタケを置いている場所は、梅内所有林のなかの離れた2か所に分けて置いています。
中でも1か所は、せまい林道を10分以上かけて走り、やっとたどり着くような所ですが、皆さん、何度も足を運んでいるせいか運転も手慣れたものです。
昨年から置いている菌床もたくさんあるのですが、中にはもう生えてこないだろうと思われる菌床もあり、それらや枯葉を取り除き新しいものを置いていきます。
全部で70くらいなので、何往復もして運んでいましたよ(^-^;
取材班が菌床まいたけ班に付いて歩いているあいだ、別のグループの方々はコマ打ちが完了した原木を森林に運んでいたようです。
こちらが原木きのこを置いているホダ場になります。
以前に植菌した原木から、美味しそうななしいたけが生えてきていましたよ♪
この日の予定した作業を終え、馬子岱土場に戻ります。
作業を終えたあとは昼食タイム!
これも今回、初めての試みだそうです。いつもは、午前で作業を終えたらそこで解散になるそうですが、
宝の森林プロジェクトメンバーと山菜倶楽部の方々の交流を深めてほしいということで、にぎやかなお昼となっていましたよ(^^)
空気もきれいなところでのランチは最高だったのでは(^^♪
山菜倶楽部の皆さんで記念撮影!!
男性陣にも入ってほしかったのですが、意外にもシャイな方が多かったかもです(^-^;
皆さん、これから活動シーズンを迎えるためか、とても元気でした(^^)
この先、ケガなどしないよう、皆さんで森林を管理し豊富な資源の恵みが皆さんに回ってくることを祈ります!
以上、能代市梅内地域からお届けしました!
おまけ(^^♪
本文内で、所々に映っていたこの女性が気になっていた方もいたのでは。。。
写真左の方が、移住してきた元大学教授の安井さん、その隣にいるのが短期滞在ビザで、この4/1に入国したばかりのコンゴ民主共和国の方です。
安井さんの養女の妹にあたる方とか。住民の皆さんに違和感なく溶け込んで、交流されていたのが印象的でした(^^)
菌床マイタケが置いてある森林には、「タラの芽」が顔をだしてきていました。
収穫できるのも間もなくのようです♪