2月11日(日)、大仙市小神成地域の田ノ尻集落で小正月行事が行われました!
準備のリポートはこちら→大仙市小神成地域 田ノ尻集落の小正月行事 ~前編~

後編は、田ノ尻集落の住民の方からの提供写真で、行事本番の様子をご紹介します♪


●雪中田植え
 

雪中田植えは、住民の女性たちが「早乙女」の衣装を着て、稲わら、豆がらを植えていきます。
もともとは個々の家で行われた行事ですが、現在は天筆行事、紙風船上げと一緒に、集落行事として行うようになったそうです。
行事を盛り上げるために、衣装や腰にかける籠などを準備しています♪




今年も豊作になりますように!


●紙風船上げ


続いて紙風船上げ!
1月上旬に作った2個の紙風船をあげます♪ 
紙風船づくりのリポートはこちら→小神成地域で「紙風船」づくりが行われました!

 

火玉ではなく、ケミカルライトを使うのが、田ノ尻集落のオリジナル♪

 

住民の方のお話では、「10~15分くらい飛んで、近くの田んぼに無事着陸しました」とのことでした!


●天筆焼き


最後は天筆焼き!
お父さんたちが稲わらの天筆に火をつけ、子供たちが、その火を一生懸命に消します。
それを繰り返しながら、笑いたっぷりの攻防戦が続き、天筆が燃え上がります。


 

この子供たちとの火消の攻防戦は、昔から続いてきた恒例行事。
コロナや少子化により、ここ数年、この風習が見られなかったそうですが、
「今年は久しぶりに攻防戦が復活して、みな大満足だった」と、住民の方がお話していました。


 

火消しの攻防戦とともに、願いごとを書いた天筆も燃やしていきます。



今年も無事に小正月行事が終了しました。
写真からは、住民の皆さんの楽しそうな様子と、冬の夜の火まつりのすてきな景色が伝わってきました!
田ノ尻集落の皆さん、素敵な写真、ありがとうございました♪

小正月行事のリポートをお届けしました!