1/31(水)、能代市梅内地域の彼岸花づくりの場にお邪魔しました♪
有志の女性グループが、毎年、この時期になると、春彼岸にむけて手作りの彼岸花づくりに励んでいるそうですよ。
当日の様子をご紹介します♪
1月の後半から始まった彼岸花づくり。ここ梅内聚楽会館で、9:00~15:00まで自分の都合の良いときに参加できる方が集まって作業に励んでいるそうです。
もともと、現在、参加している方々のお母さまや姑さま世代が「さつき会」というボランティアのグループを作り、始まったこととか。かれこれ、40年以上も続いている行事のようです。
春彼岸の頃にはまだ雪深かったこの地域で、生花が入手しづらかったり、お墓に残雪があるなどで、生花ではなく造花をお供えすることから始まったようです。
毎年、300個強、制作するそうですよ。
各々、役割分担があり、はじめはパーツづくりから。
彼女たちが作る彼岸花は手が込んでいて、大きくて立派なことから、とても評判がよいそうです。
見ていても、細かい作業がとても多かったです(^^)
かなりのパーツが出来上がっていました。花びらの数を多くしているため、手間と時間がかかり、自宅で、“YouTubeを見ながら”勤しむこともあるのだとか。
今どきのお母さんたちは、なかなか時代の先端をいっていますね(^^)/
一番大変な作業が、上写真の大きな花びらを本物のように見せるための作業。
手の上で、花びらをバターナイフのような器具で、何回もなでながら丸みをつけていき、花びらを一つ一つ丁寧に形をつけていく作業。
しかも花びらを5枚重ねるので、「この作業を何万回とやらなきゃないのよぉ~、グローブつけないと手が痛くて痛くて~(*_*; 農作業よりたいへん!」と、言いながらも楽しんでいるようでしたよ♪
「冬場は農閑期だから、こういうことでもなければ、人と顔をあわせることもないし喋ることがなくなる。皆でワイワイしながら手作業できるので楽しくすごせてるのよ♪何よりも集落の方々が喜んで待っていてくれるから励みになるの^^」と、冬場の引き籠りがちな生活は私たちには無縁という感じで生き生きとしていました(^^♪
作業は、完成に向けて間もなく終了するようですが、
来年以降もまた新たなメンバーが増えて続いていくことでしょう。
以上、能代市梅内地域から集落活動コーディネーターがお届けしました♪
●おまけ
彼岸花の茎の部分になっているのは「竹」!
この会に参加している方の旦那様が、集落に自生しているものを秋のうちに採取して、裁断し綺麗に磨いてくれているそうです。ありがたいですね。