6月24(土)、湯沢市院内地域にお邪魔しました!
上の写真は「院内石」の採石場跡地。この日は「石」を通じて院内の歴史に触れることができました!
●院内石とは?
院内地域は、約580万~320万年前の火山活動により、広範囲に「カルデラ」が形成されました。
その時の火山灰などが降り積もって固まった石は「院内石」と呼ばれています。
耐火性などに優れていて、石垣、石壁など様々な場所に使用されたそうです。
地域を歩いていると、様々な場所で「院内石」を見ることができますよ。
この院内石で何かできないかと、院内の皆さんが作ったのが……
院内石のピザ窯!!!
地域で行われるイベントでは、この石窯が大活躍♪
この日もピザ焼きが行われると聞いたのでお邪魔させていただきました。
窯に入れて、1分半で、あっつあつのピザのできあがり♪
2016年に石窯を作ってから、生地づくりや焼き方も試行錯誤!
生地の準備も2~3日かかりますが、住民の方は「おいしいと言ってもられるのが嬉しい」と話していました。
自慢の石窯ですね(^^)
さて、ピザ作りを見せてもらっていたら、住民の皆さんが「ジオ花壇」を教えてくれました。
…「ジオ花壇」???
石窯の隣にある「ジオ花壇」! 花と石の競演です(^^)
院内は「ゆざわジオパーク」の見どころである「ジオサイト」のひとつになっています。
名前の由来は「ジオパーク」からきているんですね。
花壇の石には「秋ノ宮役内川」「湯ノ沢川」などが記されていました。
市内各地のジオサイトから持ってきた火山岩などで花壇を作ったそうです。
花壇のそばには、紫陽花も植えられていて、今の季節、綺麗ですよ。
ジオ花壇からは、地域のシンボル「館山」も見えます。
こちらも住民の皆さん、自慢の風景ですね。
さて、院内の見どころを教えてもらっていると、「“石切場”見たことある?」
「いしきりば…???」
なんと現場に案内してくれました!!! ありがとうございます~!
石切場とは、院内石の採石場跡地でした!!!
石を切り出した跡。迫力がすごい!
石の壁面には、ツルハシなどで切り出した時代の手彫りの跡も見ることができました。
石切場からは、院内のカルデラも一望できました。
スケールの大きさ、大地の長い長い時間を感じずにはいられません。
石窯を見に来たら、たくさんの院内の歴史に触れることができました。
院内の皆さん、ありがとうございました!
湯沢市院内地域からお届けしました♪