8月17日、亀田地域センター(横手市)の夏祭り会場で行われた、
「寒天博覧会」の様子をリポートします。
秋田県民の皆さんなら、↓これが何かご存じですよね。
秋田県名物「寒天(かんてん)」!
秋田県のお母さんは「寒天」で固めたおやつをよく作ります。
左は「ぼこぼこ寒天」。外見が「ぼこぼこ」していることから名称になったようです。
右は、果樹の里「亀田地域」ならではの「フルーツ寒天」です。
取材班も、小さい頃、母の手作り寒天を食べた記憶があります。
今回の寒天博覧会のきっかけは、亀田婦人会が発行した「郷(さと)の味」に掲載されている
寒天料理のレパートリーの豊富さに、取材班が驚いたこと。
「2~3種類作ってもらえないでしょうか…?」とおそるおそる
亀田婦人会長さんにお願いしたところ、
なんと、なんと! 「27種類」の寒天を作ってくださいました!
※番号で寒天に使用した食材をご確認ください。
別アングルからも見てみましょう。
手前から「黒ゴマ」「かぼちゃ」「くるみ」「ブルーベリー」「牛乳フルーツ」「ずんだ」の寒天です。
↓そして、お皿に全部はまりきらなかったので、2皿に分けました。
27番の「黒砂糖とクルミ」寒天は↑こちら(写真中央)
今回の寒天は、亀田婦人会の7集落を代表したお母さんたちが、
それぞれ3種類を制作してくれました。
…予定では全18種類のはずでしたが、蓋をあけると「27種類」に!
まるで寒天の「オードブル」ですね~。
炒めた野菜を使った「五目寒天」、
「大理石」のように見えるゴマを使用した「大理石寒天」など、
初めて見る寒天目白押しなのですが、試食に訪れた地元のお母さん達の
「あら~懐かしいこと!」「私も作ったわ~」といったコメントを聞いてると
メジャーな寒天料理のようです。
夏祭り会場に訪れた地元の皆さんも、出来映えに驚いた様子。
子どもはもちろん、大人に大人気。
やはり「おふくろの味」なんですね~。
外見の美しさもさることながら、
食べてみて初めて「何味」か分かるところも寒天の魅力ですね。
試食に集まった地元の皆さんも
「こんなに寒天の種類があるとは思わなかった」
「沢山の母さんたちが集まったから、これだけ作れたんだな」と感心していました。
亀田婦人会の石川さんは「みんなアイディアを持ってると感じました。
寒天は冠婚葬祭の場で作ってきたけど、
今回、初めて見たものもあり、びっくりした」。
何よりも、婦人会のお母さんたちが協力してくれたおかげで
これだけの種類が集まったと、喜んでいました。
亀田婦人会の皆さん、ありがとうございました~!
これは本当に「芸術品」です。
亀田地域からお届けしました!