男鹿中地域の浜間口集落が「ふきのとう」を出荷したリポートをご紹介しましたが、
2月23日(火)、お隣の中間口集落でも出荷が始まりました!


秋田の県花でもある「ふきのとう」。
GB(じっちゃん・ばっちゃん)ビジネスの山菜出荷は
ふきのとうからスタートしていきます!

2018年からGBビジネスに取り組んでいる中間口集落。
「ふきのとう」出荷は今年で4年目を迎えました。

 

この日は、山菜出荷グループ「中間口の恵み菜祭会」の
三浦源蔵さん(写真右)のお宅にお邪魔しました。

 

住民の方が採ってきた「ふきのとう」を各自、パック詰めし、
商品にした状態で三浦さんのお宅に持ち寄り、まとめて首都圏に出荷します。
取材班が到着した時は、すでに2人の方が商品を持ってきていました♪

●収穫から選別、パック詰め

上の写真は前日の2月22日(月)、
三浦さんが「ふきのとう」収穫に山に入ったときの写真です。
どれが「ふきのとう」か分かりますか?

 

土の中から、少しだけ顔を出しています。かわいいですね(^^♪

ちなみに、柔らかいものは配送中に花が開いてしまうことがあるので
商品にできません。堅いつぼみのものを選んでいます。
「ふきのとう」なら、どれでもいい訳ではないんですね。

また、むやみに山を探しまわっても「ふきのとう」は見つからないそうです。
道ばたに生えているものは簡単に見つかりますが、
汚れていて商品に適さないとのこと。
三浦さんたちは、前のシーズン中に山に入って、
フキが生えている場所を予めチェックし、収穫しているそうです。


収穫したふきのとうの選別作業です。
土やゴミを取り除いたり、虫食いのものを弾いたり。
手間のかかる作業ですが、三浦さんは「面白くて楽しい!」と話していました。

中間口集落では、ふきのとうに加え、タラの芽、コゴミ、ワラビ、
露地ミョウガなどを出荷していますが、GBビジネスを始めるまで、
ふきのとうを食べる習慣は無く、
山菜などを「売る」という意識もなかったそうです。

 

しかし、GBビジネスを始めてから、地元の山に興味を持つようになり、
山菜の生えている場所を探す楽しみが増えました。
お孫さんからは「がんばって」と言われ、励みになっているそうです。
また、お隣の浜間口集落も同じように出荷しているので、
競争心が湧き、いい刺激になっているとのこと(^^)

この日は111パックを千葉県柏市の京北スーパーに出荷しました!
中間口で採れた山菜が、今後も首都圏に送られていきますよ♪

GBビジネスの山菜商品は上の写真のように
「あきた元気ムラ」のシールが貼られています。
お見かけの際は、ぜひ、秋田の春の恵みをご購入ください!

中間口集落からお届けしました!