2月23日(火)、男鹿市安全寺地域の「安全寺里山保全会」、安田孝彦会長のご自宅にお邪魔してきました。^^
地域住民が集う場を作り、住民同士のつながりをさらに広めようと、安田さんは新たな活動に乗り出そうとしています。

昨年は、コロナ禍で、安全寺地域の「里山の美田オーナー」と一緒に行う田植えや稲刈りなどのイベントがなくなり、地域行事もほぼ中止になりました。地域住民が集う機会がなく、地域に元気がなくなってきていることに危機感を感じた安田さんは、地域の資源を生かして『地域に再び元気を!』とソバを活用した新たな活動を考えています(^^♪
「里山の美田オーナー」についてはこちらをご覧ください。

  

  
安田さんは個人で電動フルイ機を購入しました。安全寺地域のソバ畑で収穫したソバの実を使い、自分たちでソバ粉を挽き、実際にソバを打ち、地域皆で品評会を行いながら、いずれは安全寺地域の特産品にできたらいいなぁと考えています。この電動フルイ機があれば、米粉を挽くこともでき、安全寺地域の美田から収穫した米を使って米粉にし、婦人部で試行錯誤したお菓子や料理作りなど、住民が集まる機会をどんどん増やしたいとも考えています。

 

 
ソバ打ちは、一か月ほど前から、研究を重ね、毎日かかさず練習しているそうです。動画などを参考にしましたが、ほとんど独学!つなぎに使用する材料も薄力粉、強力粉など、その割合も何通りか試したそうです。自分で納得するものを作らないと、住民たちとのソバ打ちや試食会ができないと、奥様と二人三脚で真剣に取り組んできました♪

 
見た目は、お蕎麦屋さんで打つようなソバでしたが…ご本人はまだまだと、より本格的なソバの完成を目指していました。


取材班も、さっそくご馳走になりました。
やや硬いと安田さんは話していましたが、打ち立てのソバは絶品でした。^^  硬さは感じず、こしがあってツルツルして、お蕎麦屋さんのソバを食べている気分でしたよ(^^♪

安田さんは「自分で納得するものが出来たら、地域住民に伝授していきたい。採取できるソバの実を増やすため、安全寺地域の休耕田をソバ畑に変えていく。とにかく地域に潤いをもたらしたい!」とおしゃっていました。
コロナ禍が終息してきたら、地域外からも人が集い、ソバ打ち体験や、お母さんたちが作る米粉を使ったお菓子などを皆で食すイベントが開催できたらいいですね。その日が来るのが楽しみです。

以上、男鹿市安全寺地域からお届けしました。^^

おまけ(^^♪

安田さんの奥様が、ソバに米粉を混ぜて味をつけ、天ぷらにしてくださいました。お塩でいただきましたよ。このマッチングも最高でした♪