4月25日(日)、能代市の東能代地域で「桜並木フェスティバル」が開催されました♪
東能代地域まちづくり協議会主催で、今年で11回目を迎えたイベントです。
●過去のリポート→東能代の桜並木フェスティバル
昨年はコロナの影響により中止となりましたが、
今年は感染対策を行いながら、規模を縮小して開催されました!

能代工業団地沿い、約1kmに植えられた桜並木。見事ですね(^^
今年は桜の開花が早く、ピークは過ぎてしまいましたが、
2年ぶりのイベント開催となりました♪

 

会場は能代工業団地の交流会館前。
来場者は入口で消毒し、コロナの感染防止のため賑やかな屋台は自粛しました。

通常は住民の方の踊りや民謡などが多数披露されますが、発表団体は
東能代幼稚園と能代東中学校ブラスバンドの2団体のみ。
来場者も、以前は1800人近くが訪れていましたが、今年は約300人となりました。

でも、子供やお孫さんの発表を見にきたという方もいれば、
「自分の子供が出演する訳じゃないけど、地域の子供たちを見たい、
元気が出る」という住民の方も♪

こちらは能代東中学校ブラスバンド部の演奏です。部長の工藤さんは
「昨年は、コロナで演奏の場が軒並み中止になり、
人の視線を感じる場で演奏できなかったので、みんなの前で演奏できて嬉しいです。
今回のように屋外での演奏は音の響きなども屋内と異なるので、
新しい挑戦ができました」と話していましたよ。

ピンクのジャケットを着ているのは、東能代地域まちづくり協議会の青年部の皆さん。
以前は射的などのゲームコーナーを行っていましたが、
人が密集する企画は中止したので、今年は青年部で抽選会を企画しました。
来場者への景品は、能代の鶴形牛、クラフトビール、白神ネギ、地元商店の花など
全て地場産のものを青年部がセレクトしたものです♪

 

青年部の男性は、「2年連続でイベントを中止すると、
地域からお祭りが無くなってしまう。
このフェスティバルは「まちづくり」の活動なので、
子供たちのためにもやりたかった。withコロナの中でも、
出来ることをやっていけば、みな達成感も得られると思います」。

主催の東能代地域まちづくり協議会の浅野会長も
「今年は桜が散りかけてタイムリーではなかったけど、
子供たちが発表の場が無くなっていたので、開催できて良かったです」。
イベントの開催を検討した時も「やりたい」という声があがったそうで、
「若い人たちが自発的に頑張ってくれたのがとても嬉しい」と話していました。

まちづくりの根本は人づくりでもありますね。
東能代地域のように、コロナ禍において、何のために地域行事を行うのか、
何をすればできるのかを、自分たちで考え実行することが
今後の地域づくりの積み重ねになってくるように感じました。

集落活動コーディネーターが東能代地域からお届けしました!