7月27日(火)、羽後町仙道地域で「体験子どもフェスティバル」が開催されました。
コロナ禍で多くの行事が中止になっている子どもたちのために、仙道地区振興会が夏休みの思い出づくりをしようと、このイベントを開催しました!
それでは、当日の様子をご紹介します。


この日は、イベント第1弾として、町の中心部にある「秋田指月株式会社(あきたしづきかぶしきがいしゃ)」さんのご協力によりコンデンサの仕組みを知るサイエンス実験と工場見学が開催されましたよ♪参加したのは羽後町立高瀬小学校の5,6年生4名です。うち1名はお隣の田代地区からの参加です。
初めに会社の皆さんから製造している製品の説明や、どんな社員が働いているのかの説明がありました。少し緊張気味の子どもたちです(^-^;

 
秋田指月さんでは「コンデンサ(電気を蓄えたり放出したりする電子部品)」という電気部品を扱っていて、身の回りにある多くの家電や、ヨーロッパの高級電気自動車にも使われているそうです。子どもたちは自分の住む町にこんな会社があることを初めて知り、驚いていました。^^

 


次はお待ちかねのサイエンス実験♪
手巻き式ライトの工作キットを自分で組み立て、体験しながらコンデンサの仕組みを勉強しました。
まず、コンデンサがない状態で回すと光りますが、回すのをやめると明かりは消えてしまいます。今度はコンデンサを経由して回してみると、一定の明るさを保ち、回すのをやめても少しの間、明かりは点いていました!
コンデンサは、蓄電したり、放電したりするのに役立っていることを実験を通して知ることが出来ましたよ。^^

 
次は工場内を見学しました。
子どもたちはショールームで、自動車に搭載されているコンデンサを実際に手に取り、こんな小さな部品が電気自動車を動かすのに欠かせない役割を持っていることに、興味津々の様子でした(^^♪
この後も、工場内を回り、多くのロボットが人間に替わって作業していることに子どもたちは目を丸くしていました。


終わりに会社の皆さんと記念撮影をしました。

今回、地元に根付いた会社が世界に羽ばたいていることを知った子どもたちが、大人になったら身近な企業で世界を相手に活躍してくれたら良いですね。^^

仙道地区振興会の「体験子どもフェスティバル」第2弾は、地元の大工さんの協力による木製パズルづくりです。こちらも、どんなものが出来るのか楽しみですね♪

以上、羽後町仙道地域からお届けしました!