横手市・大屋地域と交流が行われていた岩手県・平泉町に大屋梅が植樹されました!
横手市の栄地域で活動する「さかえ市民会議」と「大屋梅保存会」は、
地域の歴史資源を活かした交流がしたいと、
岩手県平泉町の十三区の皆さんと、これまでに計2回交流してきました。
平成26(2014)年9月には、栄の皆さんが平泉町を訪問。
平成27(2015)年2月には、平泉町「十三区」の皆さんを横手市に招いています。
3月28日、3回目の交流が平泉町で行われたのでリポートします!
大屋梅の植樹には、大屋梅保存会を始め、さかえ市民会議、栄小学校の4年生、清原紅蓮隊など50人が平泉町へ訪問しました!
横手市は合併10周年ということで、その記念と合わせ、今年10歳になる栄小学校の4年生と一緒に植樹することとなりました!
大屋地域からは1時間30分ほどで平泉町へ到着!
無量光院跡の側にある広場に、平泉町第13区の皆さんが待っていてくれました♪
その場でオープニングセレモニーが行われ、横手市で活動しているおもてなし武将隊「清原紅蓮隊」の皆さんが立ち回りを披露してくれましたよ!
「もしも清原三兄弟(真衡(さねひら:長男)、清衡(きよひら:次男)、家衡(いえひら:三男))が真剣に打ち合ったら」など、数パターンの立ち回りが披露されました。
かっこいいー!!
迫力ある立ち回りに皆さん魅入っていましたよ!
ちなみに、清原三兄弟が交戦した「後三年の役」は、「奥州藤原氏」時代の幕開けのきっかけとなった戦いで、横手市と平泉町の歴史に深く関わりがあります。
さあ、迫力満点のオープニングセレモニーの後は、いよいよ無量光院跡の住宅地にある畑に大屋梅を植樹していきますよ~っ♪
個人のお宅ですが、今回の植樹の話を聞いて畑を提供してくださいました!
始めに、大屋梅保存会が大屋梅を植樹するために穴を掘り、土作りを行いました。
大きく元気よく育つことを願って、十分な間隔をあけながら穴を掘ります。
子供たちを中心に、大屋梅の苗を植樹していきます♪
こそっと「梅の実が生ったら、梅酒を作ってまた交流したいなあ」という声も聞かれ、和気あいあいなムードで植樹されました。
きっと、その願いが梅の木にも伝わっていることでしょう。
その後は、平泉町第13区の皆さんの案内で、高館義経堂(たかだちぎけいどう)へ向かいました。
ここは、源義経最期の場所として知られており、江戸時代の俳諧師、松尾芭蕉が「夏草や 兵どもが 夢の跡」と詠んだことでも有名です。
高館からは美しい北上川と束稲(たばしね)山の景色が望めます。
高館の下には国道4号が通っていますが、高館からの景色には国道が入らないようになっています。
藤原秀衡が眺めたであろう景色と、さほど変わらない風景が広がっているんですね~。ロマンを感じます!
たくさんの人の手によって植えられた大屋梅。
たくさんのパワーをもらって、すくすくと元気に育つといいですね!
以上、大屋梅の植樹の様子を岩手県・平泉町からお届けしました♪