8月15日(月)、仙北市の白岩地域に行ってきました!
18年ぶりに開催された「大名行列」の様子を前後編にわたってご紹介します♪
小さな写真もクリックすると拡大表示されるので、ぜひご覧ください!
お昼過ぎ、白岩地域に到着すると、たくさんの人が集まっていました!
白岩地域ではお盆の時期に郷土芸能「白岩ささら」の奉納を行っていますが、
今年は途絶えていた「大名行列」を復活することになりました。
待機中のスナップ集♪ 子供たちが可愛いです(^^)
白岩地域の大名行列は、約400年前に伝わったと言われ、
百姓の士気を高めるために、侍の行列の真似事をさせたと考えられています。
戦後、白岩地域で5~10年に1回のペースで開催していた大名行列ですが、
1998年を最後に途絶えていました。
そこで地域の有志で実行委員会を立ち上げ、18年ぶりの復活となったのです。
行列の先頭は陣笠をかぶった「先払い」。そして「棒持ち」が続きます。
そして鉢巻き姿の百姓軍団!
地元の小中学生が「じょいわさやー!」と
勇ましいかけ声のもと白岩地域の前郷通りを行進します(^^)
今回は秋田大学と国際教養大学の学生も参加してくれました!
力強い応援団です!
こちらは「大扇(おうせん)」と呼ばれる道化役。
行進の途中、大扇は「うぉ~」と叫びながら
大きな団扇を振り回して踊ります。
沿道の住民に団扇で風を送ったりしてあげる一コマも♪
続いて「大将(たいしょう」。
大将はお殿様を表しているそうです。
七福神の神様みたいで、面白い殿様ですね♪
大将のあとにも、いろんな役割の人々が行進に続きます。
白岩小学校の児童による「子供ささら」や、
行進の最後は大人の白岩ささら。
暑さに負けず、休憩を挟みながらゴール地点の雲厳寺を目指します。
大扇は子供たちの人気者♪
大名行列の復活にあたり、子供たちは7月から練習を重ねてきたそうです。
また、助っ人の大学生は総勢14人! 彼らが応援に駆けつけてくれたことで
百姓軍団の行列が見事なものになりました。
大名行列を一目見ようと、前郷通りは住民の皆さんで埋め尽くされていました♪
「普段の10倍、人いるんでねか~」という声も聞きましたよ。
約1時間かけて大名行列の行進が終了!
雲厳寺に到着しました♪
白岩地域のお盆は後編に続きます(^^)/