1月8日(日)、由利本荘市・中直根地域の小正月行事、
「才ノ神(さいのかみ)焼き」にお邪魔してきました!
当日は、由利本荘市薬師堂・あすみ団地の皆さんとの交流も行われました。
賑やかな冬の中直根の様子をご紹介します♪
当日の鳥海山はすっかり雪化粧。今年の年末年始は好天が続き、
標高250mに位置する中直根も積雪は少なめだそうです。
中直根の直根農村環境改善センターに到着すると、
稲藁で積み上げられた「才ノ神」が出来上がっていました。
16時を過ぎると、お客さんが到着!
由利本荘市薬師堂のあすみ団地・親子会の皆さんです(^^)
団地に住む市の職員の方が「中直根でピザ焼き体験ができる」と
親子会に提案したのをきっかけに交流が始まりました。
昨年に引き続き、今年で2回目の交流となります。
中直根のピザ窯は、フットパスや地域のビール祭りなど、イベントで活躍中♪
この日は、今年最初の窯開きです。
朝8:00に火入れを行い、窯を温めておきました。
自分たちでトッピングしたピザを窯に投入!
2~3分で出来上がりです。
チーズを乗せすぎると、写真のように膨れすぎてしまうのはご愛敬(^^)
中直根のお母さんたちに作り方を教えてもらいながら、
ほっかほかのピザを堪能します♪
中直根名物といえば「納豆ピザ」!
ソースは味噌を使用し、納豆、ネギ、チーズをトッピング♪
これがピザに合うんですよ~!
「中直根に来れば、この納豆ピザが食べれるど!」とお父さんたち(^^)
春になると採れたての山菜もトッピングするそうです♪
この他にも、中直根の皆さんが作った「すまし餅(写真右)」や
「吹きどり餅(きなこ餅)」も美味しくいただきました♪
17時を過ぎると、辺りも暗くなってきました。
才ノ神の前につくった雪のお堂で神事を行い、
今年の干支・酉年の住民の方が才ノ神に点火します。
燃え上がる才ノ神に、子供たちの成長や、
五穀豊穣・無病息災を祈ります。
子供たちが持っている金網には
中直根の皆さんによる手作りのお餅が挟まれています♪
「才ノ神で焼いたお餅を食べれば風邪をひかない!」とのこと。
夜になると、気温もぐっと低くなるんですが、
才ノ神の火のおかげで、現場はあったかいんですよ~。
あすみ団地は、由利本荘の市街地に位置するため、
子供たちは才ノ神のような小正月行事を体験する機会が無いそうです。
「子供たちに冬の体験として、いい思い出を作って欲しい」と
中直根の皆さんが話していました。
ちなみに「僕、ずっと外で遊んでる!」と
外遊びが気に入った男の子の姿もありましたよ(^^)
才ノ神焼きが終わったら、センター内で懇親会♪
中直根のお父さんは「地域の子供も少なくなったので、何もなければ才ノ神は
大人だけで焼くのを見守るだけ。あすみ団地の子供たちが遊びにくるのを
楽しみにしている」と話していました!
センターの中は賑やかな会話が飛び交っていましたよ♪
集落活動コーディネーターが中直根地域からお届けしました(^^)