上の写真は釈迦内地域の上通り・中通り、2つの町内が管理する「親水公園」です。
気持ち良さそうに鯉のぼりが泳いでいますね♪
この親水公園の場所、なんと昔は「泥沼」だったそうです。
今回は釈迦内地区まちづくり協議会の伊藤秀夫さんからいただいた写真で、
上中通り町内会の活動をご紹介します!
親水公園は、高速道路の大館北ICを降りて、国道7号を弘前方面に北上し、
馬肉料理店「馬太郎」さんの手前で左折すると、すぐの場所にあります。
綺麗な公園ですね~♪
上通りと中通り、2つの町内会が管理していますが、
以前はどんな姿だったかというと……
こんな感じでした。
上の写真は平成23年の時のもの。もとは「ため池」だったんです。
水田の減少や生活用水の流入により水質が悪化し、
葦などが繁茂する悪臭のする「泥沼」になってしまいました。
平成17年から上通りと中通りの2つの町内の皆さんで
草刈りやアヤメの植栽などの環境美化に取り組んでいましたが、
悪臭の解消には泥沼の水質改善が不可欠で、
当時の「大館市地域づくり協働推進支援事業(愛称:地域応援プラン)」を
活用し、泥沼の再生に取り組むことになったのです。
泥沼のヘドロや浮き草を除去するのも大変です。
蓮の保存やアヤメの植栽。枝垂れ桜やサツキも植えました(^^)
雨水対策で側溝を設置。
住民の交流の場になるように、ベンチやテーブルも設置します。
安全対策に、池の周囲に柵やフェンスも設置しました。
平成23年から1年以上かけ、住民の皆さんが様々な作業を行ったことで
泥沼だった場所が公園に生まれ変わっていく様子が分かります。
写真で紹介するのはあっという間ですが、
泥沼再生までの過程の苦労は、生半可なものではありません。
左の写真は、平成24年7月の親水公園竣工式典の準備の際
撮影した住民の皆さんです(^^)
この取組は、優れた地域活動として平成24年度の
「手づくり郷土(ふるさと)賞(※)」に選定されました!
※昭和61年創設の国土交通大臣表彰制度
現在も、親水公園の管理は上通りと中通りの2つの町内会で管理しています。
子どもの日に合わせて、鯉のぼりも設置していますよ。
地域の子供たちが遊びにきています(^^)
親水公園の取組、いかがだったでしょうか?
住民の皆さんの頑張りが詰まった親水公園なんですね。
集落活動コーディネーターが釈迦内地域からお届けしました!
伊藤さん、写真提供ありがとうございました(^^)