4月28日(木)~5月1日(日)、能代市檜山地域で「檜山桜まつり」が開催されました♪
「檜山地域まちづくり協議会」の主催でこの時期に毎年行われてきた行事です。(一昨年はコロナ禍により中断)
5月1日(日)、あいにくの雨ではありましたが、最終日の様子を取材して来ました。^^
当日の様子をご紹介します!
檜山地域には、国指定史跡になっている檜山安東氏城館跡や江戸時代に檜山を治めた多賀谷氏ゆかりの遺跡、寺社仏閣があり、ファンにはたまらない歴史資源あふれる地域です。檜山桜まつりは、多賀谷氏の菩提寺である「多宝院」で行われています。周辺は見事な枝垂れ桜が咲き誇る風光明媚な名所です!
小高い丘に建立している多宝院本堂に向かうため、やや勾配のある坂を登り山門をくぐって入ってきましたよ。
桜まつりにあわせて、「のしろ檜山周辺歴史ガイドの会」に所属するボランティアのガイドさんが、1日4回、多宝院を案内してくれています♪
普段は見学することができないお寺ですが、桜まつりの時期だけは、一般の方も見学可能ということで、取材班も中を案内していただきました。^^
上の右下の写真は、東北地方でも珍しい「八方睨みの龍」の天井画です。作者は不明だそうでうが、どこから見ても龍と目があうという手法で描かれているそうです。
コロナ禍前までは、沢山の屋台が並び地域の特産物を販売していたのですが、昨年から屋台の販売は中止しています。
それでも地元産の山菜を販売する住民の方がいらしたり、木都能代にふさわしく木工製品を展示している方もいました。バターナイフやマドラー、ツボ押しの棒など日常で使用できる品を「黒文字」という木で丁寧に制作されていましたよ(^^♪
あいにくの雨でしたので、この日は来ている方が前日よりは減少したようですが、雨に打たれ、やや散りかけた枝垂れ桜もまた妖艶で趣がありました♪
訪れた方に話を聞くと「とても綺麗だから、毎年必ずきてるよ!」、「今日で二回目だよ。何回見ても飽きないよ♪」などと話していて、地域外からもたくさんの方がいらしているようです。^^
ちなみに「檜山まちづくり協議会」の鈴木会長のお話では、お天気に恵まれた初日や4月30日(土)は200人を超える人が集まってきたそうです。桜も満開だったのでなおさらのようですが。鈴木会長から写真を提供していただきました。^^
檜山地域の桜まつりは、県指定文化財である「多宝院」を見学できる時期であり、またお寺を囲むように植えられている枝垂れ桜が見事に花開く、最高の季節です!
「檜山納豆」や「檜山茶」でも知られている檜山地域へ皆さんもぜひ一度、足を運んでみませんか。
おまけ(^^♪
ブナの木は比較的、標高が高いところに生息すると言われてますが、なぜかここ多宝院そばの林にそびえていました。山桜と共演しているようですね。
多宝院へ向かう途中の羽州街道です。枝垂れ桜があちこちに咲いていましたよ(^^♪
以上、能代市檜山地域からお届けしました!