2月11日(月)、大館市比内の中野地域で
小正月行事「雪中田植え」と「第29回高齢者センターまつり」が
高齢者生産活動施設・中野温泉で開催されました!

銀世界の中野地域♪ 雪中田植えとセンターまつりを主催するのは
中野、五日市、長内沢、田尻の4集落で構成される
三岳地区まちづくり協議会です。

戦前までは、農家が個別に行っていた雪中田植えですが、
農業の形態も変わり、いつのまにか途絶えてしまいました。
高齢者生産活動施設ができたのを機会に、雪中田植えを復活させ、
さらに住民の交流会を開催し、今年で29回目を迎えます。

●雪中田植え

四方柱を立てた中の雪田に田植えを行います。まずは清めの儀。

昔ながらのスゲ傘とみのをまとった男性が雪田に枠をつけます。

今年の田植え役は五日市の畠山市右エ門さんと、中野の本間考一さん。

報道関係者とアマチュアカメラマンの数がすごい(^^)
「目線ちょっと左にちょうだい~」「おめえら、いいモデルだ~」と、
声がかかり、笑いもおきていましたよ。

稲わらと豆がらを植え終わったら、箒(ほうき)で「虫追い」。
「今はカメムシがいるから、きちんと防除しないとな!」
これで、雪中田植えは無事終了♪
1週間後に稲ワラの倒れ具合などを見て、作の出来を占います。

カメラマンに大人気だった田植え役のお二人も、ひと安心(^^)
お供えした食べ物やお神酒をみんなでわけました♪

雪中田植えのお供え物。「なます」「にしめ」「でんぶ」の3品です。
にしめは旬のものということで、今年はタラでした♪

●小正月行事「なしっこ」
 

雪中田植えの後は、「高齢者センターまつり」!
その前に最後の小正月行事を行いました。

左は「はなもち(花餅)」。右は「いなぼ(稲穂)」。

そして天井に飾っているのが「淡穂(あわぼ)」。
大館アメッコ市のアメのように見える花餅ですが、紅白餅なんです。
「いなぼ」と「あわぼ」もお餅♪
前日に地域の女性たちが集まって作ったそうです。

豊作祈願行事「なしっこ」は、「梨」に見立てた紅白の花餅を木の枝に飾り、
ナタを持って「なしっこ、なるか?ならねば、切るぞ?」と問いかけ……

住民の皆さんが「なる!」「なる!」と返します。
ナタを持った男性が「んだば、切らねえ」と言って終了。
「雪中田植え」と「なしっこ」までが豊作祈願の小正月行事。
今年も豊作になりますように♪

●中野七夕の太鼓打ちはじめ

高齢者センターまつりのトップは、
お盆に中野地域で行われる「中野七夕」のお囃子による太鼓打ち初め♪

さらに、サークルグループによる「歌っこ」など♪
中野地域は民謡が上手な人が多く、
有志グループによる民謡教室も開催されています。

 

母さんたち自慢のお漬物やお菓子を食べながら
楽しい交流会となりました(^^)/

参加していた女性曰く「普段、こんなにみんなが一堂に集まる機会もない。
みんなで手作りの料理を食べながら、おしゃべりするのが楽しい」とのこと。
大事な小正月行事と一緒に、住民の皆さんにとってお楽しみ行事なんですね。

中野地域からお届けしました!