2月26日(火)、美郷町黒沢地域にお邪魔しました。
黒沢実行改善グループの皆さんの彼岸花づくりがピークを迎えています♪

作業してる部屋の中は、赤、黄、紫とカラフルな彼岸花でいっぱい♪
この辺では、春のお彼岸、お墓に木製の彼岸花を飾って先祖供養する風習があり、
この日は、黒沢実行改善グループの皆さんが、
彼岸花の部品の組み立て作業を行っていました。

●木製の「彼岸花」

花びらは「朴の木(ほおのき)」です。
カンナで削ると、丸まって花びらの形に見えるので、
カラフルな色で着色し花びらに使用しています。

茎の部分は「竹」に緑色の紙テープを張ります。
美郷町の小正月行事「六郷のカマクラ」で使われる竹を再利用しているんですよ。

●弁慶

こちらの稲わらの束の名前は「弁慶」。
なぜ弁慶なのかは、皆さんも分からないんだとか(^^;
昔は部屋の天井から弁慶を吊るし、その弁慶にカジカ、ナマズなどの魚を
刺して、囲炉裏の火で乾かして食べたそうです。
彼岸花の乾燥にもってこい!ということで弁慶を使っています。

●黒沢実行改善グループ

40年前、当時の婦人グループが正月のしめ飾りをつくり始めたのが、
黒沢実行改善グループの始まりです。その後、彼岸花も作るようになり、
現在に至っています。最初の頃は、「やなごおり」に彼岸花を入れて、
行脚しながら、売って歩いたそうですよ(^^)

彼岸花づくりは3月10日頃まで行われ、1シーズンで10000本近くを作ります。
作業中に会話が途切れることはなく「よくしゃべるよね~」と
お母さんたちも楽しそう(^^)
美郷町周辺のスーパーやホームセンター等で販売しているので、
ぜひご購入ください(^^)/

以下の元気ムラ応援サイトの記事もリンクからご覧くださいね♪
黒沢実行改善グループの彼岸花づくり(元気ムラ応援サイト)