6月22日(土)、「集落活動担い手育成研修-集落活動基礎研修」を開催しました。
本研修は、人口減少社会においても、地域コミュニティ活動を持続的に行っていくため、活動を支える地域の担い手となる人材を育成する場として、秋田県が開催しました。
当日は、元気ムラ地域をはじめとした、県内の集落活動に取り組む地域住民約50名が参加し、地域運営に関する事例紹介等をもとに、活発な意見交換が行われました。
●地域コミュニティの現状と県の施策
秋田県より、秋田県における地域コミュニティの現状と県の具体的な施策について説明を行いました。
●地域運営“はじめの一歩”
特定非営利活動法人いわて地域づくり支援センター常務理事の若菜氏より、「自治会と地域運営組織」について説明をいただきました。
自治会等住民組織の現状と課題を踏まえ、今後の地域運営の進め方について考えました。
地域運営には、自主参加・自主企画・自主運営の「自主三原則」が重要とのお話がありました。
次に、一般社団法人筆甫地区振興連絡協議会事務局長の吉澤氏より「まるもり型地域運営組織と筆甫地区の地域持続のための取り組み」について、事例を紹介していただきました。
丸森町筆甫地区では中学生以上の住民全員に対し、地域課題等に関するアンケート調査を実施し、その課題解決に向け地域で様々な取組を行っています。
研修に参加した皆さんは、筆甫地区の事例について真剣に聞き入っていました。
続いて事例紹介等をもとに、グループワークを行いました。
参加者同士で地域の課題を共有したり、課題解決のための取組の工夫を吉澤氏へ質問したりと、活発に意見交換が行われました。
研修に参加した方からは、「同じ課題に取り組む『仲間』との認識を持つことができた」「今回のように地域間の意見交換を行うことが大事」「地域の今後を考えるいい機会になった」などの意見が聞かれました。
集落活動担い手育成研修の様子についてお届けしました!