こんにちは!
今回は、今後の地域活動を支えていく方々が集まった「集落活動担い手研修」の後編「実践研修」の第3回目です!
11月9日(土)に、能代市の梅内聚落会館で開催した模様をお伝えします。
県北会場が実践研修3回シリーズの最終回。
県北会場のテーマは「地域資源の活用」です!
最初の事例発表は、梅内地域の宝の森林(やま)プロジェクト事務局の船山富雄さんです。
船山さん御自身は、能代市東能代地域の在住ですが、梅内地域の豊富な森林資源や地域の方の魅力に惹かれて、地域に関わりを持つようになったそうです。
梅内地域では、間伐後の隣地残材をチップ材として販売したり、間伐材を薪として販売するなど、地域にある資源を有効に活用しています。
各家庭では、3割程が薪ストーブを使用しており、地元の資源をエネルギーとして使用することで、経済循環の効果もあるそうです。
「寒い冬に薪ストーブの炎の前で飲むビールは格別です!」と、船山さん。
2件目の事例発表は、横手市保呂羽地域の平元由美子さんです。
3回シリーズの中で、唯一の女性による事例発表です。
保呂羽地域は、国指定文化財や伝統行事などが多く残り、地域内では公民館を中心に異世代交流事業やサロンなども活発に行われている地域です。
そんなまとまりのある地域なので、地域内で高齢者世帯の雪下ろしなどの作業を助け合う仕組も出来上がっているそうです。
平成30年からは、GBビジネスの共同出荷の仲間に加わり、ふきのとうから始まり、蕗やワラビなどの山菜出荷を行っています。
●フキの皮むきの様子
山菜の出荷作業では、山に山菜を採りに行けない人は、フキの皮むきくらないらできるといって、作業を手伝ってくれるそうです。
「地域の方が集まって、楽しみながら作業するのが良いんです!」と、平元さん。
お二人からの発表を聞いた皆さんは関心しきりで、質問も多く出されていました。
その後は、参加した皆さんで、グループワーク!
身近にどんな資源があるのか、5年後・10年後にはどんな地域にしたいのか、皆さんで熱心に話し合っていました。
話し合いの後は、グループの代表者が話し合いの内容を発表しました!
今後、各地域で皆さんの活躍が期待されます!
最後は、皆さんで記念撮影♪