令和2年7月18日(土)、「小さな拠点形成促進セミナー(兼)集落活動担い手育成研修」を開催しました。

人口減少や少子高齢化が進み、これまでの集落活動の継続が難しくなっている中、
集落活動の維持・継続を図るための手法や、先進的な取組事例について学ぶことにより、
活動を支える担い手を育成することを目的として、県が開催しました。
当日は元気ムラ地域住民のほか、地域おこし協力隊や学生など、県内各地から約60名が参加しました。


まず、特定非営利活動法人 都岐沙羅パートナーズセンターの斎藤氏より、「これからの時代に不可欠な住民自治のカタチ~住民自治の進化と地域運営組織~」と題して御講演いただきました。
時代に即した住民自治の進化や地域の現状・課題を「ワガゴト化」することの必要性、さらに、withコロナ社会における住民自治のあり方などについてお話しいただきました。


研修に参加した皆さんは、メモを取りながら熱心に聞き入っていました。

     
    

続いて、斎藤氏の講演をもとにグループワークを行いました。
参加者は、講演を聞いた感想や自分の地域の現状・課題などをグループ内で共有し、
活発な意見交換が行われていました。

参加者からは、「“まずはやってみる”精神を持って、実際の集落活動に生かしたい」
「住民自治の見直し、再構築が必要であると思った」などの意見が聞かれました。

   

翌日19日(日)は、昨年度の集落活動担い手育成研修に参加した皆さんを対象とした
「集落活動担い手ネットワーク研修」を開催しました。
前日に引き続き、特定非営利活動法人 都岐沙羅パートナーズセンターの斎藤氏より
御講演いただき、その後参加者同士で意見交換を行いました。


集落活動の担い手として課題を多々抱える中、地域間での情報共有や
斎藤氏の助言から、今後の集落活動のヒントが見えてきたようです。

「集落活動担い手育成研修」は今回基礎研修と位置づけて開催しており、
8月から10月にかけて実践研修を開催する予定です。
実践研修は、今回の基礎研修参加者を対象としますが、参加者以外でも興味のある方が
いらっしゃいましたら、地域づくり推進課(TEL:018-860-1215)までご連絡ください。