8月1日(土)、秋田県立大学の学生の皆さんが、
元気ムラの集落を訪問し、GBビジネスの作業を一緒に行いました!


集落を訪問したのは秋田県立大学「GBビジネスサークル」の皆さん。
(右の男性は横手市金井神の伊藤恭悦さんです(^^♪)

元気ムラのGBビジネスに取り組む地域は、
住民の高齢化や後継者不足により人手不足の課題を抱えています。
そこで、人手不足の作業を一緒に行い、商品の提案などを考えながら、
大学で学んだことを活かせるようにと、サークルを立ち上げました♪

今回、訪問したのは2つの地域。

●横手市金井神・上坂部集落(保呂羽地域)

和菓子を包む「笹の葉」の収穫・選別を一緒に行いました。
学生たちはやる気まんまん♪

山に入るにあたり、金井神の伊藤恭悦さんが、
赤いテープを巻き付けた割りばしを見せてくれました。
笹の葉も商品になる規格があり、
赤い部分を大きさの目安にするために持っているそうです。

 
 

この日は前日の雨で足下が滑りやすくなっていました。
ツタも絡まり藪の中をこいでの作業。
学生たちは「自分たちは楽しいが、高齢の方が山に入っての作業は大変だ」と
作業の大変さを感じていました。

 
 

会館に戻り、住民の皆さんに教えてもらいながら、笹の葉の選別作業。
軽トラにいっぱいに採った笹の葉も、半分以上は出荷できません。
大変な作業ですが、お金をかせぎつつ、住民が顔を合わせることで
やりがいや生きがいを感じる場になっています。

  

学生の皆さんも、おいしいお昼ごはんを一緒に食べながら、
住民の皆さんと苦楽を分かち合っていました(^^♪

●由利本荘市三ツ方森集落

この日は、4世帯が暮らす三ツ方森集落も訪問。

 
 
2010年から始まった「わらび粉」づくりの活動を
町内会長の猪股さんに教えてもらいながら
三ツ方森のGBビジネスの作業のお手伝いをしました。

今回、学生と作業を一緒に行った金井神と三ツ方森の皆さんは、
とっても嬉しそうでした(^^♪

「地域に遊びにきてくれるのも嬉しいが、若い子が
『作業を手伝わせてください』と(地域に)来てくれるのがすごい。
一生懸命やってくれて、みんないい子」と話していました。
学生が帰宅する時に、会館の窓から金井神の皆さんが
「また来てね~」と笑顔で手を振っていたのが印象に残ります。

「GBビジネスサークル」の皆さんも、「もっと、いろんな集落に行って、
住民の皆さんと一緒に何かをやりたい」と話していました。
今後の活動が楽しみですね。

●おまけ
 

金井神のお昼ご飯に登場した「またたび」の漬物とスイカ♪
住民の皆さんは「まったぶ」と呼んでいます。お酒のつまみにぴったり。
夏はスイカが何よりのごちそうですね(^^♪