9月22日(火・祝)、7月の基礎研修を受講した方を対象に、集落活動実践研修を開催しました。
「地域の課題解決と地域運営組織が果たす役割」をテーマに、今回も県内各地から集落支援員や地域おこし協力隊、住民の方々12名が参加しました。
はじめに、五城目町浅見内地域で、地域課題の解決に取り組む「浅見内活性化委員会」の代表、渡邊律雄氏にお互いさまスーパーの運営に乗り出した経緯や現状について講演いただき、その後は、実際にお互いさまスーパー「みせっこあさみない」を視察しました。
講演では、買い物支援の在り方や、住民向けアンケートの進め方について、参加者の関心が高かったようです。^^ 参加者からは、「買い物支援という課題を通して、住民の交流の場が生まれ、地域の活性化につなげられている。」、「何よりもお店が行きたくなる場所であることが大切。」などの意見がありました♪
休憩をはさみ、午後からは、地域づくり活動に先進的に取り組む、宮城県丸森町の(一社)筆甫(ひっぽ)地区振興連絡協議会事務局長の、吉澤武志氏より「小規模多機能自治」の取組について、オンラインで講演いただきました(^^♪ 参考:(一社)筆甫(ひっぽ)地区振興連絡協議会(外部リンク)
どのような取組を進めてきたのか、また、昨年の台風19号による大規模災害に地域は現在、どう立ち向かっているのか、などに関してお話しいただきました。
最後に、研修を振り返り、受講者の方々に感想を発表していただきました。^^
「“まずはやってみる”ことの重要さを理解した」、「人口減少はどこに住んでいても避けられない。小規模地域だからこそ、住民の合意形成が図られ、様々な取組が前に進みやすくなることがわかった。」などの感想がありました。
今回を含め、今年度は計3回の研修となりましたが、参加者の方々は、今後の集落活動の糧にして地域の活性化に邁進していかれることと思います。^^