「あきた元気ムラ大交流会(座楽会) 2022 IN にかほ」のリポート後編です!

前編のリポートは、次のリンクからご覧ください。^^
「あきた元気ムラ大交流会(座楽会) 2022 IN にかほ」リポート!~前編~

後編は第2部の様子をご紹介します♪

【第2部 新しい交流のかたち(紹介、体験)】
コロナ禍前までの大交流会の第2部は、各元気ムラ地域の特産物を持ち寄り、交流を図りながら試食を楽しむ“試食交流会”でした。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、新たな試みとしてデジタル技術を活用した交流体験を行いました!

まずは、能代市梅内聚楽(うめないしゅうらく)の活動紹介がありました。
発表者/梅内聚落・船山富雄さん
 

 
地域でオンライン交流を始めるきっかけとなったのは、やはり“コロナ禍”でした。
なかなか人が集まることができない中でも、「地域の様々な活動や資源をみんなに知ってほしい。伝えたい!」という気持ちが大きかったようです。
そんな時、Zoomに詳しい地域おこし協力隊との出会いがあり、活動が始まります。
昨年は“関係人口”の方々を県外から募り、Zoomでの交流を行い、実際に地域に来られた方々もいました。
最近では、地域の行事などをYouTubeで紹介する取組も行いました。
これらの体験を通して「自分たちの取組を紹介できる喜び♪」を強く感じたそうです(^^♪


梅内聚落の発表の後は、いよいよお待ちかねの「Zoom交流体験」です!
この日の参加者を4人・1グループに分けて、会場の4か所に場所を設け、オンライン交流を体験しましたよ。^^


実際に体験した参加者の声を聞いてみました。
「初めてだったけど、なんとなく分かった。テレビ電話みたいなもんだな。^^」とか、
「人と人との直接のやり取りにはかなわないべぇ。自分で最初からやるとなると覚えるのは大変。一から教えてもらわんと!」
などの声がありました。
短い交流時間でしたので、遠方の方たちと気軽に交流できる楽しさは、やや伝わりづらかったかなあと思いましたが、そんな中でも、久しぶりに他の地域の方々と交流を楽しんでいた皆さんの笑顔は最高でしたよ♪

あっという間に時間は過ぎ、閉会式に入りました。

閉会の挨拶は、にかほ市釜ケ台地域の加藤照美さんです。

「にかほ市には約100集落が存在するが、本日は時間の関係上、3集落のみの活動紹介でありました。それぞれ、自分の地域をなんとかよくしたい!という気持ちは皆様に伝わったのでないのでしょうか。」というお話から始まり、「この先は、今日体験したようなデジタル技術を活用した交流が主流になっていくのかもしれないです。」という言葉で締められました。

3年ぶりに開催された「あきた元気ムラ大交流会(座楽会) 2022 IN にかほ」!
それぞれの地域から、たくさんの方々に参加いただきました。
参加された皆さんが、コロナ禍の中でも、一筋の光を見つけて自分の地域にいかせる何かをつかみとってそれぞれの地元に持ち帰っていただけたのではないのでしょうか。

今後の活動の活力になることを願います!

●展示コーナー

秋田県内の地域活動の写真を展示しました。

にかほ市開催ということで、「鳥海山・飛鳥ジオパーク」の展示コーナーも設けました。

●お土産

あきた元気ムラ大交流会のメインイベントであった“試食交流会”ができなかったこともあり、県内3地域の特産品を参加者全員にお渡ししました(^^♪

以上、3年ぶりの開催となった「あきた元気ムラ大交流会」の様子をお届けしました!