4/29(金)、由利本荘市・三ツ方森集落で、
伝統の「山焼き」が行われました!
三ツ方森の山焼きはこの時期の風物詩♪
焼いた雑草が灰となり、肥料になることで美味しい山菜が育ちます。
この日は、近隣の由利本荘市石沢地区の有志、大学生や市・県職員など
60名近いボランティアの方が集まり、
コロナで中断していた伝統行事が3年ぶりに復活しました!
急斜面をいったりきたりしながら、自治会長さんたちが火をつけていきます。
火をつけるのは熟練の経験者の役目。
風向きや、火をつける場所などを考えながら、リーダーたちが
「あっちさ、いって~!」「まだ(火)つけるな~!」と指示を出していきます。
1m以上離れていても、火の熱さが伝わってきます。
煙で目も痛いので、なかなかの苦しい作業ですが……
火と煙におくせず、指示を出すお父さんたち。
山焼きを知り尽くした姿が、とっても頼もしいです。
ボランティアの皆さんは、火消し部隊!
火が変な場所に燃え移らないように、じょうろを持って動きます。
多くの人が集まってくれると嬉しいですね(^^)
ちなみに、作業の合間には、「これはわらび、これはこごみ」と
山菜講座があちこちで行われていました。楽しそう♪
3年ぶりの山焼きも無事に終了!
わらびが生えてくるのは、山焼きから2~3週間後といわれています。
上の写真は5/14の三ツ方森のわらびの状況です。
にょきにょき、生えてきましたよ♪
三ツ方森集落に入山料(1000円)を納めれば90分取り放題!
このお金は山焼きの運営資金にあてられており、
山焼きのボランティアの皆さんとともに、
わらび採りの入山料が三ツ方森の伝統行事を支えています。
これからの山菜シーズン、ぜひ、三ツ方森を訪れてみてください。
●参考→三ツ方森地域イラストマップ
三ツ方森集落からお届けしました!