7月25日、仙北市白岩地域の直売所「白岩夢畑」
「とんび舞茸祭り」が開催され、とんび舞茸の販売が行われました!


とんび舞茸は、夏のきのこ。
地元の皆さんは「とんび」「とびたけ」などと呼んでおり、
白岩地域の有志でつくる「プロジェクトS」の皆さんが
10年以上前から栽培に取り組んでいます。

天然に近い栽培方法のとんびがお手頃価格で手に入るため、
とんび舞茸まつりは、毎年好評のイベントとなっています。

 

この日は、大仙市、仙北市、美郷町などを中心にお客さんが訪れました。
「煮つけにして帰省した娘に食べさせてたよ。故郷の味なの」と話す女性や、
「昔は自分で山に入って採ってたけど、今は山に入らないので
毎年、買いに来てるんだ」と話す男性も♪

今年は連日暑い日が続き、雨不足もあって、
とんびの生育が遅くなっています。
ただ、若いとんびは「やっこくて(柔らかくて)美味しい!」とのこと♪
訪れるお客さんが、どんどん購入していきます。

住民の方のお話では、「お盆といえば、とびたけ」。
お盆にとんびの煮付けを仏壇にあげるのが恒例だそうです。

8月13日は、山に入ってとんびを採ってきたそうですが、
最近は気象変動の影響か、当日、山に入っても生えていないことが多く、
天然のとんびも希少になってきました。
プロジェクトSの皆さんが手塩にかけたとんび舞茸が、
この夏も、地域に旬の味を届けてくれるといいですね。

白岩地域からお届けしました!

●おまけ
 

会場では、白岩焼陶芸組合の皆さんが制作した
「白岩焼」の展示販売も行われていました♪
白岩地域で白岩焼の復活に取り組んでいます。
過去のリポートでも紹介しているのでご覧ください!
白岩の特産トンビ舞茸と白岩焼(元気ムラブログ)