鹿角市白欠地域の恒例行事、お盆に行う炭焼き火入れと、炭出しが行われました。自治会の阿部民人さんからの提供写真でご紹介します♪
炭焼きは一般的に農閑期の冬場に行われることが多いですが、白欠地域では、住民の皆さんの交流の場ともなるので、人が集まりやすいお盆に行います。今年は8月13日(木)に窯に火を入れ、15日(土)に窯を密封。9月6日(日)に炭出しを行いました。

8月13日(木)~8月15日(土)・・・炭の火入れ作業

窯に火が入り、間もなく煙突からもくもくと煙が出ます。窯に火入れして3日間は24時間体制で火が途絶えないように見張る必要があり、住民が交代で番をします。

煙の色が薄くなってきました。やがて煙の色は浅葱色(あさぎいろ)に変化していきます。こうなれば完成間近。

窯の口を閉めて密閉して炭が完成するのを待ちます。

9月6日(日)・・・炭出し作業
 

 
昨年に比べ煙と木酢液(もくさくえき)の状態が違うので、炭が完成するか少々心配しましたが、今年も空肥料袋に詰めたものトラック2台分の炭が無事に完成しました。^^ 炭は地域住民に配られます。去年までは、ピザ窯の体験イベントなどにも使用されていましたが、今年はコロナ禍で残念ながら見送りのようです。来年はピザやパンを焼いて、是非、体験会が出来るといいですね♪

おまけ(^^)
 
蕎麦の畑の花がきれいに咲いています。(写真左)
炭出しの最後は、皆で草刈り作業をしました。窯の入り口を塞ぎ小屋の冬囲いをして、来年までお休みします。^^