県内もすっかり春の陽気になってきましたね♪
狙半内地域の奥山良治さんから、2~3月の活動写真をいただきました!
奥山さんのコメントと共にご紹介します(^^)
●2月11日(土)…幻灯(げんとう)
2月11日~12日の2日間は、「元祖さるはんない幻灯」。
狙半内地域の6集落の住民総出で、10kmある道路の雪壁に
雪穴を掘りロウソクを灯す幻想的なイベントで2004年から始まりました。
早い集落だと2~3日前から準備に取り掛かるそうです。
こちらは11日の朝の雪穴つくりの様子。
例年よりも雪が少なく、固い雪で穴掘りが大変だったそうです。
右の写真は、雪穴を掘った際、道路に雪が落ちるので
交通の邪魔にならないように除雪機で片付けているところです。
夜になるとこんな風景に♪ 綺麗ですね~(^^)
「少子高齢化の中で狙半内の皆さんが、手作りですが
一日から二日位かけて、朝から晩まで幻灯の作業を頑張ってくれています。
私も皆さんと道路の穴堀をしました。その後も、各個人で工夫をしながら
彼方此方で点灯をしてくれています」と奥山さん。
こちらは奥山さんの制作した幻灯です♪
「若いカップルや、撮影の人が大勢来ました。
『凄いいいね』『幻想的だ』と言われると心の中で良かったなと!」。
2月27日の狙半内の雪の様子です!
軒先の雪を下ろして屋根に上ると、下で見上げていた電線が膝の所にあります。
狙半内地域は、除雪や買い物支援を行う住民による共助組織
「狙半内共助運営体」が活動しています。
会長を務める奥山さんは「平成24年から共助組織が活動をスタートして
誰も事故なく過ごせた事に安堵と感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました♪
ちなみに2月17日には、狙半内共助運営体を含む「横手市共助組織連合会」が、
第7回地域再生大賞(※)「北海道・東北ブロック賞」を受賞しました!
秋田県では初めての受賞だそうでで、これも地域の皆さんの努力の賜ですね。
おめでとうございます!
※地域活性化に取り組む団体を支援しようと
全国の地方新聞社と共同通信社が合同で創設した賞です。
土手の割れ目から自然の福寿草が咲き始めました。
狙半内の春はこのように始まります。
上畑集落の炭焼き小屋から煙がなびいています。
炭焼き小屋のすぐ上は、上畑温泉さわらびです。
向かって下の組んだ柱は、お酒を貯蔵する雪室(ゆきむろ)です。
雪室は雪を活かした天然の冷蔵施設!
3月中には、お酒の貯蔵が始まるそうですよ♪
こちらは炭焼き小屋で住民の皆さんが「炭」を焼いている様子。
80才前後の大先輩二人から炭焼きを教わり、伝統を引き継いでいます。
釜から花火のような炎が出ました!
「炭の注文や見学者が多くなり、忙しくなりました」と
奥山さんの嬉しいコメントでした(^^)
少しずつ春が近づいている狙半内の様子をご紹介しました!
奥山さん、写真とコメントの提供ありがとうございました!(^^)