にかほ市の琴浦地域は、平安時代のはじめ頃にあたる大同年間(806年~810年)以前に旧家佐藤忠右衛門の先祖が開いたとされる地域です。年代は確かではありませんが、33軒で始まったと言われ、慶応3年の琴浦村屋並図には、39軒の家が確認できます。
さらに、琴浦地域は津波災害時の「避難困難地域」に指定されていることから、防災訓練にも力を入れています。全市一斉の訓練前に、「訓練のための訓練」として、独自の防災訓練を行っています。
また、自治会では「自治会要望活動」を毎年欠かさず行っています。各班長が回覧で住民の要望を確認し、上がってきた要望をもとに現地を調査し、その中で優先度が高い要望を取りまとめ、にかほ市へ書類を提出しお願いをします。
この活動は、住民の困りごとを知るためにも、大切な活動と言えます。
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