秋田県を選ぶ7つのメリット

利便性の高い交通アクセス網

秋田新幹線(こまち)

画像:こまち&E6系

 平成9年に開業した秋田新幹線は、秋田と東京を3時間37分で結ぶビジネス・観光の足として重要な役割を担っております。

 平成25年春から新型車両「E6系」が導入され、秋田の民俗行事「なまはげ」の面をイメージした茜色を基調とした車両で、最高速度320km/hにより運行されています。

秋田空港、大館能代空港

画像:ソウル便

 北東北の空の玄関として、ビジネス、観光拠点として重要な役割を担っております。

 秋田空港からの東京便は平成23年10月末に増便され1日9便(所要時間65分)に、大阪便についても1日6便(所要時間85分)となっており、名古屋便(1日2便、所要時間85分)、札幌便(1日4便、所要時間65分)とともに高い利便性を誇っています。

 大館能代空港についても東京便(所要時間70分)が1日3便就航しております。

※所要時間は機材等により異なります。

※台湾国際定期チャーター便はR5.12.10~R6.3.31の間の木曜日と日曜日に週2往復就航。

高速自動車道

画像:高速自動車道

 秋田県の高速道路は、計画延長約362kmのうち、現在約331.5kmが供用されており、供用率は約92%となっております。

 平成28年度には日本海沿岸東北自動車道(日沿道)「鷹巣IC~二井田間中IC」間及び東北中央自動車道「院内道路」が開通、平成29年度には日沿道「大館能代空港IC~鷹巣IC」間が開通、令和2年度には同「蟹沢IC~大館能代空港IC」間が開通しました。

 令和3年度4月現在、日沿道では「遊佐象潟道路」、「二ツ井白神IC~小繋IC(仮称)」間、「二ツ井今泉道路」、東北中央自動車道では「横堀道路」、「真室川雄勝道路」で国施行による事業が進められております。

道路の除雪体制

 秋田県の道路除雪体制については、国、県、市町村、東日本高速道路(株)が、降雪状況に応じ、それぞれが管理する道路(高速道路、国道、県道、市町村道)の除排雪を行っており、冬期間の円滑な交通確保に努めております。

国内フェリー便

画像:フェリー

 新日本海フェリーの定期便が、苫小牧-秋田-新潟-敦賀の各都市を週6便(敦賀までは週1便)で就航しており、物流、旅客のツールとして活躍しています。

国際コンテナ定期航路

画像:ガントリークレーン

 秋田港では、韓国・釜山港との間に定期コンテナ船が週5便(令和3年8月現在)就航し、中国の青島(チンタオ)や大連(ダイレン)、天津(テンシン)まで延伸されています。

 また、令和4年11月から秋田港と国際コンテナ戦略港湾(阪神港)を結ぶ定期運航が開始されました。

 新航路は、秋田港、新潟港、北九州港の各港を往復する週1便のルートで、荷物は北九州港で積み替えられ、神戸港まで運ばれます。
今後秋田から海外に輸出入する際の利便性向上が期待されています。

 平成24年春から秋田港では外港地区において新たな国際コンテナターミナルが供用開始されております。

 ヤード面積の拡張と、荷役機械の新設による荷役時間の短縮化や荷役の効率化により、コンテナの取扱い能力は10万TEU/年に増加しました。

 また、検査機能を有した多目的上屋の新設により、通関手続きに要する時間の短縮化が図れ、くん蒸施設の新設により青果物や植物等の貨物の多様化にも対応できます。

秋田港、能代港、船川港(重要港湾)

秋田港

画像:秋田港

 秋田港は、県中央部を流れる雄物川の旧河口に位置し、県内物流の拠点として重要な役割を果たしており、5万トン岸壁1バース、4万トン岸壁1バース等29バースの公共岸壁が整備されています。

 また、苫小牧東-秋田-新潟を結んでいるフェリー航路(週6便、うち週1便は敦賀まで延伸。令和3年10月末現在)は、貨物物流の一端を担っているとともに、多くの旅行者に利用されています。

 平成30年4月にクルーズターミナルの供用が開始されたほか、令和元年のクルーズ客船の寄港数が過去最高の21回となるなど、広域観光の拠点として地域経済の発展に寄与するものと期待されています。

能代港

 能代港は、県北部の米代川河口に位置し、4万トン岸壁1バースをはじめ4バースの公共岸壁が整備されています。

 地域のエネルギー供給拠点として大規模な火力発電所が立地しているほか、平成18年にはリサイクルポートに指定され、県北部エコタウン計画と連携した総合静脈物流拠点として、地域の活性化に寄与するものと期待されています。

 令和2年9月には秋田港とともに洋上風力発電の基地港湾に指定され、埠頭機能の強化等、関係施設の整備が進められています。

船川港

 船川港は、男鹿半島の南部に位置する岩礁に囲まれた天然の良港であり、地域経済の中核となっています。平成24年1月にポート・オブ・ザ・イヤー2011に選定され、同25年7月には第10回海フェスタのメイン会場となったほか、同30年7月には、臨港地区に複合観光施設が開業するなど、観光の拠点として地域の活性化に寄与するものと期待されています。

 また、1万5千トン岸壁1バースをはじめ4バースの公共岸壁及びマリーナが整備されており、石油の安定供給を図るための国家石油備蓄基地(貯油設備448万kL)が立地しています。

 

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出展:令和3年度統計版「秋田県の貿易」より