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“地元で、楽しく”働くことで自分らしくいられる!社員の意見を取り入れた改革の推進

ネホリとハホリの気づき!

  • 印刷会社と聞くと、堅いイメージがどうしてもありましたが、社員の皆さんが個性を活かして働かれているのが印象的で印刷会社さんのイメージがガラッと変わるインタビューになりました!
  • インタビュー時、「部長がいると緊張する」ではなく、「部長がいると安心するのでいてほしい」と熊谷さんがお願いしていたのが印象的でした。笑顔が溢れた暖かいインタビューでした。
  • (インタビューアー 谷野・丁)

社員さんの写真

プロフィール

熊谷 唯(Kumagai Yui)さん
秋田協同印刷株式会社 制作部

秋田出身。秋田の建設会社を経てよりデザインの仕事を極めたいと、山形の広告会社に入社。”自分らしく働く”を追求する中で株式会社秋田協同印刷に出会い、中途で入社。

“自分らしく働く”の追求

ーー熊谷さんは以前に他の会社でも働かれていたと伺ったのですがどのような流れで御社に入社されたのですか?

熊谷さん:以前は山形の広告制作会社でデザインや制作の仕事をしていたのですが、不規則な生活が続いてしまったため転職を考えました。デザイナー職で働ける会社を探す中で、秋田協同印刷を見つけたことが入社のきっかけです。

ーーそうなのですね!他社を経験した熊谷さんだからこそ見える、御社の良いところはどこでしょうか?

熊谷さん:服装や髪色が自由なところですね!面接の時も私服で良かったのでスーツを着る必要がなかったのはありがたかったです。スーツを着ると、緊張して言いたいことも言えなくなってしまうので(笑)。

社員さんの写真

頼りあえる環境が、働きやすさにつながる

ーー御社では、労働環境改善のためにチーム制を導入していると伺ったのですが、実際どう感じていますか?

熊谷さん:デザイナー職は基本他社では1人につき仕事が振り分けられることが多いです。そのため、仕事が押してしまっている時に頼みづらかったり、残業が増えてしまったりというようなことがありました。しかし協同印刷ではチーム制でそれらの仕事を振り分けているため、そのような問題が起こりづらいという特徴があります。制作部の中には3つのチームがあり、その中でデザイナーに関するチームは2つです。各々仕事は割り振られますが、チームごとに仕事を受けるので、何かあった時に周りの人がカバーできる安心感があります。また、他のチームに相談することもあります!他社に比べてデザイナーの数も多いので頼りやすく、とても有難い環境だと思います。

ーーそれは良い制度ですね。他にも、会社のここがいい!というポイントはありますか?

熊谷さん:新しいアイデアを出しやすいところですね。型破りなアイデアも、他のメンバーが「いいね~」と言ってくれるので意見しやすい環境です。例えば、大森山動物園で販売している紙の動物クリップのデザインを考えた時に、私が動物の内臓が出ているクリップのアイデアを出したのですが(笑)、それを実際に作ってみんなで検討してくれたのが印象的でしたね。

休日のリフレッシュが仕事の活力にも!

ーー休日の過ごし方を教えてください。

熊谷さん:公園でキャッチボールをしたり、ドライブをしたりします。あとは、絵を描いたり、実家の猫と遊んだり…。最近はお気に入りの蒸しパン専門店ができて、時々通っています!休日だけでなく、基本的に定時退社ができているので、自分の時間はしっかり取れていますね。

社員さんの写真

ーー沢山趣味があって素敵ですね!休日の過ごし方が仕事にも影響していると感じることはありますか?

熊谷さん:そうですね!公園で散歩やキャッチボールをして過ごすことはデザインを制作する上で良い刺激になりますし、リフレッシュにもなっていると思います。デザイナー職はクライアント様からの抽象的なデザインのイメージを具体化してご提案することも多いのですが、その際のインスピレーションを休日の活動から得られることもあります!

社員さんの写真

好きなことを追求するという選択を!

ーー様々なアイデアを活かせる御社で今後も働いていく中で、熊谷さんはどのようになりたいと考えていますか?

熊谷さん:様々な面でのスキルアップですね。あとは、イラストを描くのが好きで、クライアント様に自分のイラストを含めた案を採用してもらった時などに喜びを感じるので、そんな風にもっと自分の好きを活かした仕事も増やしていけたらと思っています。

ーー最後に、今就職活動をしている方や、学生に向けて何か一言お願いします。

熊谷さん:何社か経験しましたが、秋田協同印刷は風通しがよく、色々な経験ができて、こんな会社が秋田にあったんだ!と思いながら働くことができています。私は学生時代からデザインの勉強に熱中していたことが今につながっています。やりたいことが決まっている人は、学生のうちからスキルを磨いておくといいと思います!

社員さんの写真

秋田協同印刷株式会社(秋田市/印刷業)

https://www.akyodo.co.jp/

<企業の取り組み>

  • チーム制の導入
  • 時短勤務
  • 休暇取得推進
  • 男性の育児参画やジェンダーについての認知改善の取り組み

この記事のネホリとハホリ

ネホリ:谷野 成美・上智大学・4年・埼玉県
女性活躍や地方創生に興味があったため参加しました。実際に取材をしてみて、秋田の企業の「地元に根ざし地元を盛り上げることができる」という魅力、物理的に自然に近い環境で働けるという秋田の良さを知ることができ、自分の今後の選択肢が増えた気がします。

ハホリ:丁 暁琳・国際教養大学・院1年・中国広東省
今回は自分の関心があるマスコミ業界に関連する会社を「根掘り葉掘り」取材することができて感謝いっぱいです。インタビューを通じて、秋田で働くイメージをもつことができました。特に、企業が社員一人ひとりの目線で新たな仕組みを積極的に取り入れていることに感動しました。実際に会社を見学し、直接社員さんの声を聞くことができ、とても良い経験となりました。

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