2月15日(水)、男鹿市安全寺地域の「十王堂」で「涅槃」が行われました!

旧暦2月15日はお釈迦様が入滅した日で、この日、各寺では「涅槃会(ねはんえ)」が行われています。
安全寺地域の涅槃行事は、先祖供養を願うため毎年2月15日に数珠まわしや念仏を唱えるなど、「十五日念仏講中」の皆さんによって受け継がれたきた大切な行事です。
十五日念仏講中の皆さんは1月と5月を除き、毎月15日に十王堂の掃除や念仏を唱えるなどの活動を行っています。

   
8:00頃、十王堂に到着すると御位牌堂に参拝する地域の皆さんの姿がありました。




十王堂の奥にある阿弥陀堂の前にはお釈迦様入滅の様子が描かれた「涅槃図」が掛けられ、その前に地域のお母さんたちが用意したお膳が供えられます。
御位牌堂へのお参りが一段落したあたりで、数珠まわしが行われます。


数珠まわしで使用する数珠、鐘、御詠歌集


こちらは10個の球がついており、数珠まわしの数を数えるのに使われます。


安全寺地域の数珠まわしは10回ごとに念仏が唱えられるのが特徴です。
念仏は
「タンニ ショウヘイドウ イッサイノ ホツポダイシン ホンジョウ アンラク コウミョウ ヘンジョウ
ジッポウセカイ ネンブツ ヒジョウソン」
と唱えられます。
数珠まわしのテンポはとても速く、10回があっという間に感じられるほどです!


数珠まわしの後は、涅槃図に向かって「彼岸会和讃(ひがんえわさん)」、「一心頂礼(いっしんちょうらい)」、
「十句観音經(じっくかんのんきょう)」を唱えて行事は終了となります。

お母さん達が集まれば美味しいお料理も集まる!
    

    

    
行事の後はお赤飯や天ぷらなどのたーっくさんのお料理が並び、料理をいただきながら様々な話に花が咲きました。

80代になるお母さんは、安全寺小学校に通っていたころ、かつての十五日念仏講中の皆さんから念仏を教えてもらったと話してくれました。
「覚えなきゃ」と、一生懸命になった当時のお母さんは、山に枝を採りに行った時にも念仏を繰り返していたと言います。
「念仏を唱えて、人が来たら枝が入ったソリを落としてやって……って、何度も繰り返して覚えたんだよ。今になってから覚えようとしたって覚えられないから、若いころに頭に入れておいて良かった」と話してくれました。
また、枝を採りに行くのは体力が必要だったため、とても大きなおにぎりを持って行ったということも教えてくれましたよ(^^♪

以上、雪解けの気配が感じられる安全寺地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました!

●おまけ
初めて食べて感動したのでご紹介♪
   
こちらはビスケットの天ぷら!
岩手県名物としてテレビでも取り上げられていましたね~。