岩崎地域では、毎年旧暦11月最初の丑の日に「初丑(はつうし)祭り」が行われています。
地域の6町内(緑町、栄町、末広町、松並町、清影町、成沢)が城址・千年(ちとせ)公園の中にある水神社に「恵比寿俵」を奉納します。別名「裸祭り」とも言われています。コロナ禍での中断もありましたが、昨年から祭りが再開されました♪
中断されていた間に、恵比寿俵作りの伝承も思うように進まなかったのですが、昨年から、見本の俵を見ながら試行錯誤を繰り返し、各町内で恵比寿俵作りが行われています♪今年も末広町と栄町から製作の様子の写真が届きました!
ギャラリー集でお届けします!

    

   

ここまでは、末広町内会の作業です。ワラの確保や技術の伝承がなかなか上手くいかなかったようですが、なんとか皆で仕上げました!
昔は町内のどこの家にもあったといわれているワラを編む機械が不足していて、さらに作業が大変になっているようです。
ちなみに、その機械とは


この写真の中に写っているものです。糸を挟むところにバネがついていると、なお良いそうです。
こちらをご覧になり、思い当たるところがある方がいらしたら、ぜひ、ご連絡をいただきたいとのことでした。

以下の写真は、栄町の恵比寿俵作りの写真になります。
    

「横綱」という部位ですが、(写真左)製作の中ではこれが一番大変なところとか!三人がかりで行わないとできないそうですよ。

    

皆さん、試行錯誤を繰り返しながらも、なんとか完成にこぎつけました♪
今年は12月9日に行われる初丑まつり!その際に各町内の恵比寿俵が水神社に奉納されます^^
威勢のよい掛け声とともに、男性たちが寒い冬に裸になって恵比寿俵を奉納する「初丑まつり」♪ぜひ、一度、見学に行かれてみてはいかがでしょうか。

関連リンク】2022年初牛まつ(Facebook動画)
(参考)→初丑まつり(あきたのがんばる集落応援サイト)

以上、湯沢市岩崎地域からの提供写真でお届けしました(^^♪