5月21日(日)、由利本荘市笹子地域の道の駅「清水の里・鳥海郷」の特設会場で、恒例の山菜まつりが行われました!地域の賑わいを創りだそうと、平成28(2016)年から始まった「笹子山菜まつり」。コロナ禍を経て、4年ぶりに復活開催です。主催は笹子地域づくり実行委員会です。
それでは、当日の様子をお伝えします♪


朝9:00からのスタート予定でしたが、それ以前から、ぞくぞくとお客さんがいらしてました。
毎回、人気の品は早く売り切れるのを知っていてのことかなと思いますが…
相変わらず、人気があります♪

  

  
山菜好きな方から「笹子の山で採れる山菜は、格別だ!味に深みがある。」と、聞いたことが何回かあります。個人の感想ではありますが、この日も山菜を求めにくるお客さんの動きの速さと、出店されていた山菜の種類の豊富さに驚きました。

  


出店者の中には、少しでも新鮮なうちに届けたいと、この日の早朝、まだほんのり暗いうちから、ワラビを採取してきた方もいましたよ。^^
「どちらからですか?」と、何人かに尋ねてみました。
「私は仙台から。朝6時に家をでてきたのよ!甘味があって美味しいアスパラも販売されるってSNSで見てね♪」とか、「私は山形から。この道の駅経由で観光にきたら、たまたまやっててラッキーだった^^」などなど。

どちらかと言えば、宮城県境や山形県境に近い笹子地域とはいえ、やはり地元以外の方に、おいでいただくのは嬉しい限りですね(^^♪

  

     

   
地元特産の「どんがら汁(地域の呼び名)」や、揚げたての山菜の天ぷらも販売されました。
この日のどんがら汁は、豚のガラを炒めて出汁をとり、タケノコとウルイを入れ味噌で味付けしていました。季節が変わると、中に入る具材も変化するそうです。
旬のものをいただくのが慣例のようですよ。
山菜を購入したあとは、これを食べて帰るというような流れになっていましたね。
そういえば、昨年秋の笹子収穫祭の時も、県外からいらしたお客さんが、「地元の産物を買う目的もあるけど、ここならではの郷土料理が味わえるってのが醍醐味!」と、話していたのを思い出しました♪

   


もちろん、山菜だけの販売ではありません。こちらは、地元婦人会の皆さんがフリーマーケットを行っていた様子。お買い上げいただいた商品を入れる袋にも一工夫♪広告紙を使用した手作り品でした。エコですね♪

   

   
さらには、近隣の集落から出店された方の手芸品や、地元の加工所で製造された餅やお菓子などなど。
山菜まつりに華を添えていましたよ。^^







年に一度の「笹子山菜まつり」!
コロナ禍もあり、地域内の住民交流の場が減少して、参加する住民の声も遠くなっていたところもあったようですが、4年ぶりに再開することに、「もう少し続けてみよう。頑張ろうよ!」という声もあり笹子地域づくり実行委員会の佐藤会長も嬉しかったようです。
来年は、さらにパワーアップした「笹子山菜まつり」になるといいですね(^^♪

以上、由利本荘市笹子地域からお届けしました!