今年は色々あります!」と、地元住民の土井敏秀さんから(写真左の方)連絡をいただき、5月17日(水)、男鹿市加茂青砂地域にお邪魔してきましたよ♪
ちょうどこの日は、秋田県立大学、アグリビジネス学科の学生さんが、地域ビジネス革新プロジェクトの現地調査実習を行う日でもありました。学生さんと一緒にフィールドワークをしてきましたよ(^^)
それでは、当日の様子をお届けします♪

  


地域を知るには、まず、神社の参拝からということで「加茂青砂神社」へ向かいました。
急峻な山を登るような感覚で、長~い石段を登りましたが、学生さんたちはスイスイ!取材班は到着と同時にすでにグッタリでした。(^-^;
参拝のあと、「加茂青砂神社」について少しお話を伺いましたよ♪

   
神殿に掛けられた書「海幸魚福」は、“海の幸の魚が福をもたらす”という意味とのこと。漁師町で栄えたことがうかがわれますね。
住民のほとんどが高齢者となり、長い石段を登り参拝できる人が少なくなったとのことで、ご神体を集落内の集会所に移す案も出たことがあるそうですが、高台にあってこそ“神様”という意見がまだまだ多いようですよ!
  

神社参拝のあとは、集落の南側に位置する、加茂青砂ふるさと学習施設(旧加茂青砂小学校)へ向かいました(^^♪

  
途中、地域の老人クラブの女性たちに遭遇しましたよ!
話を聞いてみたら、まもなく迎える「日本海中部地震」の日を前に、毎年恒例の草刈り清掃を行ったとか。
この日は、朝の8:30に作業を開始し、2時間みっちりかかったそうです!

「暑くて大変だったでしょう?お疲れ様でした」と、声をかけると「私ら、昭和3年から11年生まれの人間しかいないけど、元気なうちは続けるよ(^^)」と、頼もしい声がかえってきました♪本当に皆さんお元気でしたよ(^^♪



  


旧加茂青砂小学校へ到着しました!
平成13(2001)年に閉校した小学校と中学校が一緒になった建物でしたが、その佇まいは郷愁を思わせる雰囲気を醸しだしているよう。

  

  



土井さんの、「この校舎を使えたら、どんなことをしてみたいかな?」の問いに、学生たちは
「脱出ゲーム!各教室に謎解き問題を置き、それを解いたら脱出できるみたいな^^」とか、「楽器が、想像以上にたくさんあったので、楽器を利用した文化祭とかもいいかも♪」などど意見が飛び交っていましたよ(^^♪ 
本当に、加茂青砂に人を集めて実現できたら、嬉しいことですね。

 
旧校舎内の見学が終わったあとは、校舎裏手の山に向かいました!かつては、ここに田んぼがあり稲作を行っていた耕作放棄地です。
ここを再利用して、学生たちで畑作か何かできないかと現場を実際に見学したのです。

学生たちは「昔は棚田だったのではないかと思うような傾斜があるから、農機具をいれて作業は難しいのでは?」という意見が多く、畑作は厳しいかなあと、やや後ろ向きでしたが、
山の上まで登ったら、海を眺める景観は最高♪展望小屋を作るのもいいのかも」など、ここでも様々な意見が!同行していた指導者の方は、「菜の花もいいかもなあ。花の満開時期には一面、黄色で見栄えがするだろう」と話しておられました。いずれにしても、どんな姿に変わっていくのか楽しみですね(^^♪
  
約800mほどの磯辺に集落が続く加茂青砂地域。集落の目の前は、日本海を眺める展望です。
取材班は休憩時間に、海を見ながら、外でゆっくりと過ごしました。

昼休みをはさみ、午後からは地域の概要や歴史について、加茂青砂地区、区長の講義の時間となりました。

地域の集会所にて、間もなく発生の日から40年を迎える「日本海中部地震」の時の体験を話していただきました!
一通り話を聞いたあと、学生たちから質問が飛び交います♪
◇「地震から津波発生までの時間はどのくらいだったのですか?」
→約10分、引き波と寄せ波が何回もあった。遠洋に出ていた1万tクラスの大型船でさえ、大きな揺れを感じたくらいだった。その船では、一時「加茂青砂地域全滅!」という情報まで流れたんだ。(区長の回答)
◇「津波はどこまできたのですか?」
→護岸まできた。が、集落のなかまでは到達しなかった。わかめ漁の時期で浜に出ている住民が多かったが、みな、津波知識があったので逃れた。漁港の船はみな、流された。唯一、自分の船ともう一艘残ったくらい。なので、現在、この漁港にある船の中で、日本海中部地震のときからある船は、自分の船だけになった。(^_^;)
小学校の先生たちが、子どもたちを一歩も外に出さなかったのは、あのときは正解!外にでて浜辺の方に逃げていたら大変なことになっていたよ。(区長回答)
などなど、話がつきませんでしたが、皆さん、生まれる前の話とあって、真剣な面持ちでやりとりしていましたよ!

その後は、区長の歩んできた人生談義。

今の一番の楽しみは、「自分が漁で捕ってきた魚介類を道の駅へ出荷すること!」だそうです。朝に水揚げした魚が新鮮なうちに、道の駅で販売されるようです。^^

この後も、加茂青砂地域についての質疑応答が続いたようですが、取材班はここで退席させていただきました。
今年度、県立大学アグリビジネス学科の皆さんは、プロジェクトの対象地域として、加茂青砂地域で色々な活動をするようです。学生たちが、どんな風に展開していくのかも楽しみです♪

  
加茂青砂地域では今年、男鹿の盆踊り唄「ダダダコ」のリズムを取り入れ、地域の特産品を曲に盛り込んだCDを制作しました♪この歌を多くの方に披露しようと合唱団も結成し、練習にも励んでいます。
この夏、この曲の披露をかねて、旧加茂青砂小学校でイベントを開催する予定もあります。^^
詳細が決まったら、元気ムラのホームページやSNSで詳細をお伝えします。
皆さんで、歌って踊って楽しい時間を、過ごせたらよいですね(^^♪

おまけ(^^♪

旧小学校の池で、オタマジャクシが気持ちよさそうに泳いでいました♪
町部では、あまり見ることができなくなった光景かもしれません。

以上、集落活動コーディネーターが男鹿市加茂青砂地域からお届けしました!