「粕毛地区雪まつり」は今年で27回目を迎える、粕毛地区最大の冬のイベントです。
前夜祭も行われるため、毎年、2日間にわたって開催しています。

さて、雪まつり当日、会場の「粕毛交流センター」にはたくさんの人が集まりました。
雪まつりは、「そば打ち体験」から始まりました♪

例年は、お母さんたちが粕毛地域で採れるそば粉を使って「粕毛そば」を作っていたのですが…


今年は地域住民との繋がりで、八峰町石川地域の福士さんがそば打ちの講習に来てくれました!
粕毛地域で栽培するそばは、石川地域から伝えられたものと言われており、そば打ちも石川地域と同じく、つなぎに豆乳を入れて打つ手法なのだそうです。
今回は、地域内外の子供たちや、昨年から粕毛地域で、行事の手伝いや地域のマップを作成するなど、様々な活動を行っている「学生団体ARC」の皆さんが、そば打ちを体験しました。



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ARCの皆さんは、粕毛地域の民泊を利用しながら、粕毛地域の行事に参加しているそうで、今回も前夜祭のあとに民泊し、雪まつりに参加していました。
子供たちとすっかり仲良しになっていましたよ♪

写真の女の子は、そば切りに挑戦中!

おそば、上手に切れてたかな?

一方、粕毛交流センターの外にあるグラウンドでは「スノーモービル」で子供たちが大はしゃぎ!

「マタギ」も暮らしている粕毛地域。こちらのスノーモービルは、普段はマタギの活動などで使用しているものなのだそうです。
スノーモービルには、子供15人を含む30人ほどが参加しました。

   
すごい迫力に、皆さん楽しそうでした!

そばを打ち終わり、粕毛交流センター内は「親睦会」の準備中。

ARCの皆さんも盛り付けや配膳をお手伝いしていました。

   
先ほど、体験で打ったそばも、天ぷらそばにして親睦会で味わいます。

親睦会では「高山太鼓白神会」、「二ツ井恋舞」の2団体から演奏や踊りを披露していただきましたよ!

「高山太鼓白神会」は、今回初めての出演です。会長と粕毛地域の住民が同級生というつながりがあり、出演が決まったそうです!


会場に太鼓の振動が響く、迫力満点の演奏でした!

「二ツ井恋舞」は、よさこいを披露!



2回目からは、参加者も自由に入り、よさこいを体験しましたよ♪


雪まつりには、以前から民泊の関係で交流があった岩手県花巻市東和町の「東和おもしろ作戦研究所」の皆さんが、1泊2日で訪れていました。
前夜祭では、きりたんぽづくりを体験し、粕毛地域で民泊を受け入れている6軒のお宅のうち、4軒に分散しました。
「東和おもしろ作戦研究所」の薄衣(うすぎ)会長からは、「私たちが想像していた以上にレベルが高く、驚きました。旅人を癒してくれるような、心のこもった対応をしていただき、将来は私たちも粕毛地域のような形をつくっていきたい」と、感想を述べられました。
雪まつりに参加した皆さんは、笑顔が絶えず、温かい時間が流れていましたよ。


昨年11月に始動したばかりの民泊事業ですが、粕毛地域の皆さん持ち前の温かい心が、民泊を通じて伝わっていたようでした!

以上、粕毛地域から、「粕毛地区雪まつり」の様子を集落活動コーディネーターがお届けしました(^^♪