10月28日(日)、羽後町堀回地域の元西公民館で、同じ元気ムラの羽後町仙道地域に伝わる伝統芸能「仙道番楽」が披露されました!
当日の様子をご紹介します♪

この日は堀回地域で「世代をこえた交流の集い」が開催され、この中で仙道番楽が披露されました。

仙道番楽は、京都の修験者か鳥海山の山伏が伝えたもいわれ、山形の羽黒山の修験者が伝えたという堀回の「元城獅子舞」とは同じ羽後町でも伝統芸能のルーツが異なるんです。
県無形民俗文化財「仙道番楽」(元気ムラ応援サイト記事)

この日は「獅子舞」と「道化三番叟(さんばんそう)」の二つの演目が演じられました♪


こちらは「獅子舞」。
獅子頭の前で、獅子を招く舞が舞われ・・・・・・


「獅子踊り」。


そして、3人がかりで獅子の幕を張りました。
「ピー」と笛による獅子の「鳴き声」が響きわたり・・・

獅子の前に置かれたタオルを、獅子が呑み込みました♪
この所作は厄を払う意味があるそうです。

大事な獅子頭を綺麗に整えて獅子舞は終了。
この所作から、演じ手の皆さんの獅子への礼儀を感じますね♪

そして、こちらは「道化三番叟」。
今回、堀回に仙道番楽を招く時、「ぜひ道化三番叟を!」とお願いしたそうです。とっても人気のある演目なんですね(^^)

   

道化がユーモラスな所作で会場を笑わせます♪
踊りの途中で疲れてしまい、役員の席に座ってひと休憩する場面も!

   
お囃子から「もうちょっと、がんばれ~!」と声がかかり、会場に戻っていきました(^^)


会場からは手拍子が沸き上がり、仙道番楽保存会の皆さんも
「手拍子がおきたのは初めてだ!」と喜んでいましたよ(^^♪

以上、堀回地域から仙道番楽のリポートをお届けしました!