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産地直送ブログ

大館の獅子踊りリポート・その3 ~蛭沢獅子踊り編~

2011年8月26日

蛭沢獅子踊り

大館の獅子踊りリポートのトリを務めるのは、
越山地域の蛭沢集落で行われた「蛭沢獅子踊り」です。
山田、川口とは異なる「大人な」雰囲気の獅子をご紹介したいと思います。

蛭沢の獅子頭

こちらが、蛭沢に伝わる獅子頭。
山田よりは、川口の獅子と似ていますね。こちらの獅子は立派な髭を蓄えています。

蛭沢の獅子頭

夏休みの自由研究がまだ終わらない人は、
今からでも、秋田県の獅子踊りの違いを研究してみましょう!

蛭沢会館前

夕方6時すぎ、神事を終えた蛭沢獅子踊保存会のみなさんにより、
蛭沢会館前で、獅子踊りが始まりました。
ちょっと見えにくいですが、写真は棒術の様子です。
奴(やっこ)のみなさんが見守る中、棒術を披露するところも共通しています。

蛭沢の奴蛭沢の奴その2
笹木金彦さんDSC_0663

そして、獅子踊りにかかせない、おなじみ奴(やっこ)踊り。
いつも越山の取材でお世話になっている、
蛭沢獅子踊り保存会の会長、笹木金彦さんも、奴(やっこ)踊り担当です。

待ち時間のひとこま

踊りを終えた奴たちの待ち時間ワンショット。
ほのぼのします~。

蛭沢獅子踊り

棒術と奴踊りが終わると、満を持して、蛭沢の獅子たちが踊りはじめます。
獅子たちの袴がスカートのように長いのが蛭沢の特徴です。
勇壮で激しい踊りは共通ですが、蛭沢は優雅な雰囲気が漂います。

蛭沢獅子踊りの三ツ山

蛭沢独自のものが、写真の中央にある「木」の置物。
真ん中に「岩」という字が若干見えますね。

DSC_0767

これは「岩木山」を表しているんです。このほかにも
越山ゆかりの「田代岳」「十ノ瀬山」の2つの山をセッティングし獅子踊りを演出します。
この山を作ったのは、「万国ほらフキ大会」で超仙人の称号をもらったことがある笹木義則さん。

DSC_0744DSC_0745

山を越えた恋の逢引なんて、昔の人はモダンなことを考えたものです」と、
この獅子踊りの魅力を語ってくれました。

蛭沢会館前でDSC_0769

獅子踊りが終わったあと、集落のみなさんが集まって宴会の開始。
写真は、蛭沢名物「かじか揚げ」です。
サクサクとして美味しい~。
この日は、現在秋田市に住んでいる蛭沢の方も獅子踊りを見にこられてました。
やはり、この蛭沢でもお盆に獅子踊りは欠かせないものなのでしょう。

DSC_0717

稲が実り始めた田園風景の中で、笛と太鼓の音が鳴り響く蛭沢集落。
夜に演じられたこともあり、蛭沢獅子踊りは、とても雰囲気のあるものでした。

今回、贅沢にも、大館に伝わる3つの獅子踊りを1日で見ることができました。
一つのイベントとして見ても面白い獅子踊りですが、
伝えられかた、保存の仕方などは地域ごとに異なります。
地域の人々の姿と一緒に見ていくと、また新たな獅子踊りの一面が見えてくる、
そんなことを、大館の3つの獅子踊りは感じさせてくれました。

大館の獅子踊りの報告は以上で終わりますが、
次回以降、仙北由利本荘の獅子が登場予定です!お楽しみに~。

Author: | Category:05北秋田エリア, 越山地域


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