6月13日(日)、にかほ市琴浦地域の「琴浦わいわい農場」で、新タマネギの収穫祭が行われました。
当日の様子をご紹介します♪

琴浦地域では、コミュニケーションの機会を創出するため、4年前から有志の住民で畑作物栽培を行っています。当時の自治会の福祉部長である小野一郎さん(現副会長)が中心となり、個人の休耕田を借り、土作りから始めました。「散歩がてらに農園に立ち寄り、作物を管理しながら気軽に話ができる場所にする」、そんな場を創るために始めた琴浦わいわい農場は5年目を迎えています。^^


参加者を募るにあたり、タマネギ収穫の案内チラシを作り、今回は、各町内にあるゴミ集積所に貼り出したそうです。いつもは回覧を回したりするそうですが、収穫日まで間近だったこともあり、この方法を取ったとか。それでもこの日の参加者は大人と子供をあわせて14名♪ なかなかのアイデアだなと感じてきました。

 

 
朝の8時から作業はスタート!取材班が到着した頃には、半分くらい収穫が終わっていましたよ。
小さなお子さんたちが、楽しそうにタマネギを畑から抜いては運ぶ!そんな光景が何回も繰り返されていました(^^♪

 
収穫した後は、タマネギの茎や根っこを、はさみで切り取ります。子供たちは沢山の茎や根を切ろうと大人たちから方法を聞いて、モクモクと作業していました。^^
4年前に県外から移住してきたという若い世代のご家族は、「こういう行事があればどんどん参加したい。自然に触れることで子供たちもとても楽しそうにしているし、コロナ禍でどこにも行けない今はありがたいです♪」と、話していました。

     


また、小野さんはよく、お子様を連れて農場に来るそうですが、農作業のお手伝いばかりでなく子供用の遊び道具も必要と、農場の真ん中にお手製のブランコを設置しています。この日も収穫が終わった後は、子供たちが順番にブランコ遊び(^^♪ 満面の笑みを浮かべ全力でブランコをこいでいましたよ。

 
収穫したばかりの新タマネギをこの日の参加者や地域の方に配付するため、最後は袋詰め。
小野さんは「ここで収穫したものは、地域の皆で食し喜びを共有しないと!」と、できるだけ沢山の方に配ります。
毎月1回行われている地域の「サロン」の日には、収穫物があるとサロンの参加者にも配ります。^^

「素人が始めた農場だから、失敗の繰り返しだが、作物を育てるのは楽しい。散歩がてらに草刈りを手伝ってくれるお母さんたちの交流の場にもなっている。」と、小野さん(写真下)は話していました。今後も試行錯誤を繰り返し、地域のコミュニティの場となっていくといいですね♪

以上、にかほ市琴浦地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました!