3月14日(日)、大仙市半道寺地域の三世代交流会館で、年に一度の料理教室が行われました。
もともとは「婆っちゃんのむかし料理教室」という呼び名で、地域の伝統料理を引き継いでいこうと、半道寺自治会が毎年3月に開催してきました。^^
現在は主旨が少し変わり、地域の交流の場となっています♪
では、当日の様子をご紹介します。

 
料理教室は朝10時からスタート。自治会長の阿部さんから、久しぶりに集まった皆さんへ、ご挨拶がありました。
この日は女性19名(内2名の方は初参加です)、男性の方も1名参加していましたよ(^^♪

 
この日の題材は「おやき」。講師は自治会の女性部部長、佐藤好子さんです。おやき作りに入る前に、レシピの説明がありました。

「おやき」は、餡(あん)を米の粉で包み、油を薄く敷いた鍋や鉄板で両面を焼いたお菓子ですが、知らない方がいないのではと思うくらい県全域で食されています。手作りとなるとそれなりに手間と時間がかかります。また今回は、佐藤さんが5年ほど前まで古代米を栽培していたこともあり、これを利用して、おやきの生地に古代米粉を混ぜて作る、珍しいおやきでした(^^♪

 

 
一番大変な生地作りを重点的に行い、佐藤さんが細かく説明しながら実演しました。
出来あがった生地は一晩寝かせることが必須です。この日の生地は、前日に佐藤さんが作り一晩寝かせたものを使います。

 
右上の写真が、前日から仕込んだ生地です。
この生地を使い、餡で包み形を整えたあと、今回はホットプレートで焼き上げました。

 

 

 
生地に古代米粉を混ぜてあるので、見た目が普通のおやきとは違い、焼き目以外のところは紫がかった色をしていました。古代米を混ぜたことで少し日持ちもよいそうです。^^ 大仙市太田町にも古代米粉を混ぜて作る方がいるそうですよ!

 
今回参加したお母さんたちは、「去年はコロナ禍で地域行事も3B体操(外部リンク)もなくて、みんなで集まることがなくつまらなかった。」、「久々に出てきてみんなと話が出来て楽しいし、何よりみんなの顔が見たかったんだよぉ!」と、口を揃えて話してました。
また、初参加した方の中には地域外の方がいましたが、「どうしてもおやき作りを覚えたくて、ここに知り合いがいるからお願いしたら、すんなりOKがでてね。嬉しかった。^^」と、半道寺地域の方たちの人柄が表れていると感嘆していましたよ♪


「地域住民同士の交流を活発にしたい!」という思いが、平成25(2013)年の三世代交流会館の完成につながりました。^^
コロナ禍前までは、この会館で活発に行われていた地域の様々な行事!
この料理教室を機に、少しずつでも地域の行事が復活していけるようにと、住民の方々は頑張っています(^^♪ 早くマスクをつけなくてもよい集合写真が撮れる日が来てほしいものですね。

おまけ(^^♪

半道寺地域は、積雪がとても多い地域です。今年の豪雪には地域の方々も相当苦労されたようでした。上の写真は三世代交流会館敷地内の櫓(やぐら)ですが、三月も半ばというのに、まだ残雪がたくさんありました。地域の方々のご苦労が伝わってきます。

以上、半道寺地域からお届けしました!