11月8日(日)、横手市金沢地域で「伝統芸能フェスタ」が開催されました。
当日の様子をご紹介します!
このフェスタは、9/14~15の金沢八幡宮祭典で披露する伝統芸能が
今年は新型コロナウィルスの影響で中止になり、
「なんとか住民の皆さんに披露できないか」と
金沢地区センター運営協議会が開催したものです。
「掛唄」「ささら舞」「八幡太鼓」が金沢孔城館で披露されました!
400年近い歴史を持つ「掛唄」は、
「仙北荷方節」に合わせた即興の掛け合いによる唄合戦。
本来は対戦する2人が一つの机に一緒に並んで行われますが、
コロナ対策で距離をとる、ソーシャルディスタンスを保った掛唄となりました。
唄の内容は、本人がその場で考えます。
今年はアメリカ大統領選など時事ネタもありましたが、
「コロナに負けず掛唄を守っていこう」という内容の唄もありましたよ♪
喉を潤す「水」のくみ合いも伝統の風習。
右の写真は保存会長さんらが唄をチェックし、
観客に唄の内容を解説しているところです。
今回参加された方は、10~20代の頃から掛唄をやっていて、
9月の祭典では優勝したことがある方ばかり(^^)
親子で対戦することもあるそうです。
続いて「ささら舞」。
舞の主役である3匹の獅子は中学生の担当でしたが、
一昨年、踊り手不足により1年だけ中断してしまいました。
そこで、かつて踊った経験のある卒業生に声をかけて、昨年復活させました♪
今年も披露できてうれしいですね。
女性たちはお囃子の笛を担当する皆さん♪
伝統芸能の笛は重要な役回りなので、笛の後継者がいると心強いですね。
●八幡太鼓
トリは八幡太鼓。
金沢保育園を中心に始まった和太鼓演奏は、まもなく発足35周年になります。
今年はコロナ禍により練習する機会が減ってしまいましたが、
幼稚園児と小学生が住民の皆さんの前で勇壮な太鼓を披露しました♪
写真をクリックすると拡大表示されるのでご覧くださいね。
今回のフェスタはコロナ対策のため、住民を対象に事前申し込みしてもらい、
人数制限を行って開催しました。
地域の芸能も、披露する人と見る人がいて、伝統が次世代に受け継がれていきます。
コロナに負けず、工夫を凝らした金沢の伝統芸能フェスタでした♪
金沢地域からお届けしました!