10月24日(土)、秋田市の遊学舎を会場に「地域づくりコーディネーター育成研修」を開催しました。

人口減少や少子高齢化が進む中、日常の生活機能や地域コミュニティを維持していくには、地域運営組織の形成など、これまで以上に住民の皆さんが主体となった取組が必要になってきています。

こうした取組には、地域づくりをコーディネートできる「中間支援者」の存在も欠かせません。
今回の研修は、地域づくりコーディネーターの人材育成を目的に秋田県が開催したもので、県内の中間支援団体など、地域づくりのコーディネートに意欲のある方が参加しました。

はじめに、いわて地域づくり支援センターの若菜千穂さんのミニ講義が行われ、『これからの地域づくり』、『中間支援とコーディネート』についてお話しいただき、その後、ワークショップに入りました。

 
最初のワークのテーマは、『聞く力を鍛える』。まずは自己紹介シート(写真左上)に基づき、各々、自己紹介を行いました。

 


自己紹介に続き、聞く力(聞き出す力)をつけるための実践練習を行いました。隣の席の人から話を聞き出し、グループ内で他者紹介を行う内容です。相手から話を聞き出すポイントは、相手に対する好奇心とリスペクトを持つこと。
実際に参加しましたが、制限時間内ということもあり、頭の中で描いたようにはスムーズにいかないものでした。(^-^;


次のテーマは、『「プロセスマネジメント」を鍛える』。参加者一人一人が、付箋紙に地域の現状と課題及びその解決に向けての取組を書き出しました。若菜さんのお話では、「少しだけ頑張ればいいことを見つけ出すこと」が必要とのことです。課題と解決策をそれぞれ、グループ内で4種類に絞りました。

 
最後にワールドカフェ方式で、それぞれのグループの話し合いの状況を共有しました。自分のグループと似たような意見や、意外な意見もあったり…。自分にはない発想がたくさん出ていました。

次回は、今回のワークショップで出た課題を基に、同じような課題に興味を持つ方々とグループを作り、解決策を探ります。^^