令和元年10月19日(土)に五城館(五城目町)で、集落活動実践研修を開催しました。

当日は、あいにくの雨模様でしたが、鹿角市や羽後町からも参加いただきました。
今回は、「地域の賑わいづくり」をテーマに、元気ムラで先進的に取り組んでいる「清流の会(五城目町馬場目杉沢地域)」と「余目地域活性化対策いきいき会議協議会(大仙市余目地域)」から事例発表をいただきました。

「清流の会」では、地域のシンボルであった旧杉沢小中学校を地区交流センターとして活用し、第一学院高等学校秋田校など地区外との交流も活発に行ってきた事例が発表されました。

「余目地域活性化対策いきいき会議協議会」では、直売所やそば処を設置し、基幹産業である農業を中心に活性化を図っているほか、協議会の中に活動毎に委員会を立ち上げ、委員会が責任を持って活動することで、持続的な取組に繋がっている事例が発表されました。

いずれの地域でも、若い方をどのようにして活動に巻き込んでいくのかが課題になっていました。

事例発表のあとは、まちづくりファシリテーターの平元美沙緒さんの進行により、出席者によるワークショップが行われました。

ワークショップでは、「地域の今まで」、「これから」、「これからに必要なもの・こと」とテーマを分けながら、グループで話し合いを行いました。

皆さん、自分の地域を振り返りながら、どのようにすれば賑わいが作りだせるのかを考えていて、活発な意見交換が行われていました。

参加した皆さんが、「今後の活動に参考になった」、「他の地域に負けなように頑張りたい」と言って、笑顔で帰られたのが印象的でした。

この研修は、11月2日(土)に「生活課題の解決」をテーマに「かまくら館(横手市)」で、11月9日(土)に「地域資源の活用」をテーマに「梅内聚落会館(能代市)」でも開催します。
ご興味のある方は、地域づくり推進課元気ムラ支援班(018-860-1215)までご連絡ください!