7月3日(水)、横手市の金井神・上坂部地域の坂部会館で
笹の葉の出荷作業が行われ、この日は湯沢市秋ノ宮地域づくり協議会の
皆さんも視察に訪れました!
金井神・上坂部地域は横手市の旧大森町に位置し、24世帯が暮らしています。
抗菌作用がある笹の葉は、和菓子を包む素材に利用されていて、
立派な商品なんです。採取時期が7月~8月上旬のため、今がまさに旬!
集会所に入ると、笹の葉でいっぱいです!
朝4時30分に起きて、2時間かけて山から採ってきたそうですよ。
この時期は日中の気温が高く、体調に支障をきたすので
気温の低い早朝に笹の葉を採取し、
葉っぱを商品規格に合わせて選別を行います。
こちらは出荷直前の笹の葉。綺麗ですね♪
参加していた女性は「こうやって1枚ずつ選んで商品になるのが面白いね。
家にいて時間をもてあますより、ここにきて、みんなで作業する方が楽しいよ。
手より口ばっかり動くけどね(笑)」と話していました。
金井神での笹の葉の出荷は、今年で4年目。
今年度は6月下旬からスタートし、3回目の作業日でした。
お金を稼ぐことはもちろんですが、
高齢者のみなさんの生きがいづくりの場になっているんですね(^^)
さて、この日は、湯沢市の秋ノ宮地域づくり協議会の皆さんが
自分たちでもGB(じっちゃん・ばっちゃん)ビジネスが出来ないかと、
出荷作業の見学にいらっしゃいました!
金井神のお父さんに作業の仕方を教えてもらっています(写真右)。
金井神の伊藤恭悦さんによると、笹は道路端でもよく生えていますが、
商品になるような立派な笹は、山の中に生えているそうです。
笹を探しながらの採取は大変なので、ポイントを押さえて採取しています。
また、出荷作業は何人必要で、どの程度の時間がかかるかは、
実際にやってみるのが一番。
まずは「お試し」でやってみるのもポイントですね♪
お昼は金井神のお母さんが準備してくれた「おにぎり」や煮物を、
秋ノ宮の皆さんも一緒にいただきました。
規格外の笹を使った「笹巻」を作ってきてくれたお母さんもいましたよ♪
おいしいご飯を食べながらの意見交換、大変盛り上がりました(^^)
秋ノ宮の皆さんの今後の活動が楽しみです。
集落活動コーディネーターが金井神・上坂部地域からお届けしました!