2月17日(日)、藤里町大沢地域で「だるまっこ祭り」が開催されました!

だるまっこ祭りは平成13(2001)年から、大沢活動推進協議会の主催で始まり、今年で18回目を迎えるイベントです!

会場の「けやきの館」前には、大きな雪だるまが2つ!

だるまっこ祭りの名前の由来は、雪だるまからきているんですよ♪

子供たちが集まり始め、大沢活動推進協議会の会長、菊地昇一さんの「だるまっこ祭り始めるよ~!」という元気な一声で、だるまっこ祭りが始まりました。

その頃、会場の向かいにある雪山の裏では、何やら準備中です。

白い袋を雪の中に隠し、赤い丸を付けたら完了!
そう、雪の中に宝物(おかし)を隠しているところなんです!
様子を見に来た子供たちは「もうわかるじゃん!」と大はしゃぎ(^^♪

  

準備の最中にも、雪山に上ったり、雪合戦をしたりと、わんぱく盛りの子供たちです♪

さあ、まずは保育園の子供たちから、雪中宝探し!

見つけたよ~!と、はいポーズ♪♪

次はボーリング!

  

カラフルな色水が入ったペットボトルを、バスケットボールで倒します!
倒すと好きな景品が選べますよ。

好きな景品をゲットして、ご満悦です♪

ボーリングには、子供たちだけでなく、婦人会や自治会の皆さんも挑戦していました♪

続いて、餅つき!
餅つきは、10年前からイベントの中に組み込まれました。

合いの手は、毎年、大沢地域内にある月宗寺(げっそうじ)のご住職、袴田さんが務めています。

餅つきで大変なのは、餅をつく前の、もち米をこねる作業。
「おじいちゃんがんばれ~!」と子供たちから声援が飛んでいました!

できあがったお餅は、婦人会が、きなこ、ゴマ、あんこの3種類に味付け♪

  

お餅は参加者全員に振る舞われ、皆さんおいしそうに頬ばっていましたよ!

こちらは、婦人会が前日から準備していた豚汁!つきたてのお餅が入っているものも♪
婦人会の会長を、およそ8年間務めている淡路高江(あわじたかこ)さんは、「18年間やってきた行事だから、だいぶ地域になじんできたね!おじいちゃん、おばあちゃんも楽しそうでよかった。こうやって集まって楽しめる場があるっていいよね!」と話してくれました。
「婦人会のメンバーが持ち寄ったお漬物も食べてみてね!」と、勧めてくれた笑顔が印象的でした!

どのお漬物もおいしかった♪
今回、婦人会が用意した料理の材料は、ほとんどが大沢地域産なんですって!

また、淡路さんは、「昨日はね、18時頃に花火が上がって、それを合図に、各家々で雪灯籠に明かりを灯したの。それも楽しみの一つだよ!」と話してくれました。
雪灯籠を灯すようになったのは、平成23(2011)年3月11日に発生した東日本大震災の翌年から。

毎年、地域内が温かな光に彩られ、幻想的な雰囲気に包まれます。
ゴジラをかたどったり、雪に穴をあけて切り絵灯篭を置いたりと、毎年趣向を凝らした雪灯籠が登場します!

だるまっこ祭りや、前日の雪灯籠の準備は、一週間前に行われました。
●雪灯籠用のロウソク作りは自治会が担当!

お寺の使わないロウソクを溶かし、それに色を付けて固めると……

カラフルなキャンドルのできあがり!色合いがかわいい♪

●冒頭で紹介した大きな雪だるまも一週間前から準備!

準備には自治会と大沢活動推進協議会が携わり、地域が一体となって行事を作り上げています。

月宗寺の袴田さんは、「子供たちは、藤琴地域にある学校に通っているから、大沢地域で見かける機会が少なくなりました。だるまっこ祭りのような機会があることで、子供たちとふれあうことができます。大人のほうが、子供たちから元気をもらっていますね!」と話してくれました。

地域が一体となって作り上げる「だるまっこ祭り」は、離れた世代同士が楽しくふれあえる、大切な機会となっています!
以上、藤里町大沢地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました!

●おまけ
会場に飾られた綺麗な折り紙の数々。

大沢地域の高齢者でつくる「語る会」の皆さんが作成したものなんです!

第一、第三土曜日の月2回、会館に集まって、座りながらできるミニゲームや物づくりなどを楽しんでいます。
語る会の皆さんから、「家に一人でいてもつまらないし、語る会に来れば、ちょっとした運動もできる。皆でおしゃべりしながら活動できて楽しい」とコメントをいただきました!
語る会の活動アルバムも見せてもらうと、いきいきと楽しそうな笑顔でいっぱいでした♪