10月19日(金)、「地域コミュニティ創生シンポジウム」を開催しました!

人口減少や高齢化が進行する中、地域コミュニティの維持や、
買い物など日常生活に必要なサービスの確保が困難な地域が増えています。
このシンポジウムは、住民の皆さんが、住み慣れた地域で暮らし続けるために
必要な取組や役割について考える場として、秋田県が開催しました。

会場は秋田市のホテルメトロポリタン秋田。
当日は、地域住民や関係団体、行政関係者を含め、169人が参加しました!

●藤山 浩氏の基調講演

シンポジウムの前半は、一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所所長
藤山 浩氏を講師に「田園回帰の時代と集落のあり方について」と題して
基調講演を行いました。

藤山氏は、地域づくり活動の先進地である島根県出身で、現在も島根に在住です。
20年近くにわたる取り組み事例や、全国の詳細なデータ分析結果を
具体的に紹介していただきました。

●秋田県の集落状況と県の取組報告

シンポジウムの後半は、県活力ある集落づくり支援室室長の田原剛美が
秋田県における集落の状況と県の取組について報告を行いました。

●パネルディスカッション

続いて「将来にわたって暮らし続けるための地域づくり」を
テーマに、先進的な活動を行っている地域づくり団体の代表者や
男鹿市長、県知事を交えたパネルディスカッションを行いました。

男鹿市長の菅原広二氏(左上)、宮城県丸森町筆甫(ひっぽ)地区
振興連絡協議会事務局長・吉澤武志氏(右上)、
能代市上町(かみまち)自治会長の能登祐子氏(左下)、
佐竹敬久秋田県知事(右下)。

それぞれの地域の取り組み事例を紹介していただいたあと、
地域づくり活動に何が必要かの意見が交わされました。

パネルディスカッションでは、「男性だけでなく女性も地域活動に参加させたい」
「住民だけでは限界がある」「行政だけでなく、様々な業種の人と連携する」
「頑張って活動していると、応援してくれる人たちが増えてくる」
といった意見が聞かれました。

地域の中はもちろん、集落の枠を超えた人々とのつながりが
一つの鍵になりそうです(^^)

集落活動コーディネーターがお届けしました!