10月12日(金)、大館市・山田地域で、原木ナメコの収穫体験が行われました!
今回は、収穫体験を一般の方向けに開催する前に、どのような課題が残っているのかを知るため、行政職員に向けてのプレ開催となりました。
大館市議会をはじめ、大館市役所の産業部、総務部、田代総合支所から参加者が集まりました!
始めに、「山田地域づくり協議会」の赤坂会長から、ナメコの収穫方法をレクチャーしてもらい、各々好きな原木を選んで、レッツナメコ収穫!
ナメコをはじめとするキノコ類は、日陰で湿り気がある場所を好むため、会場は木のトンネルになっています。
会場一帯に生えている木は、ほとんどがネコヤナギ。
この周辺は、元々は田んぼでしたが、記録的な豪雨によって土砂が流れ込んだ後、ネコヤナギが大繁殖し、田んぼとしては再起できない状態となっていました。
その状況を逆手に取り、4年前から、ナメコの栽培所として活用しているんです!
山田地域で栽培しているナメコの原木は、600本!
今回は、コマ打ちで植菌した3年物のナメコを収穫しました。
ナメコは、植菌してから二夏経過しないと生えてこないのだとか。
写真左は開きナメコ。右は粒ナメコ。
プリプリしていて、かわいい(^^♪
赤坂会長は「今時期のナメコは血気盛んで、なんぼでも出てきますよ」と話してくれました。
山田地域の皆さんと一緒に、ナメコを収穫します♪
収穫に参加した皆さんは、「ナメコの収穫が楽しくて、夢中になるね」と笑顔。
収穫後は、ナメコ汁と新米をいただきます♪
山の中でいただくごはんって、どうしてこんなにおいしいんでしょう(^^♪
ナメコ汁には、ナメコのほか、サワモダシ、ミズ、マコモダケも入って具だくさんでした!
具材は、朝採れたての新鮮なもの♪
マコモダケは、山田地域の住民が栽培しているものなんですって。
昼食後は、収穫体験を終えての意見交換を行いました。
職員からは、「ナメコの生育状況によるため、収穫体験の開催日時が設定しにくいこと」や、「駐車スペースの確保」などが、課題として挙げられました。
また、「地域住民と交流しながら収穫できるのが良い」「収穫したものをその場で食べられるのが嬉しい。地元の食べ方が分かるレシピがあると良い」という感想もありました。
平成21年からスタートした「山田”菜”発見市」は、今年の開催で10回目を迎えます。
「山田地域づくり協議会」では、10回目を区切りとし、来年から、新たな形の「山田”菜”発見市」ということで、ナメコの収穫体験を企画しています。
「収穫を体験して、お客さんが「楽しかった」と言ってくれたら、地域住民の心の活性化になる」と、赤坂会長が話してくれました。
山田地域の今後の展開が楽しみですね!
以上、大館市・山田地域から、集落活動コーディネーターがお届けしました!