さて、前編に引き続き、8月15日(土)に行われた
子供に夢を!「前山元気村三世代交流会」の様子をお届けします!
さて、子供たちのはしゃぎ声が心地よかった前半戦。
後半戦は地域の皆さんが参加するカラオケ大会が行われました!
ここからは皆さんの歌声に酔いしれましょう♪
横町、伊勢堂、向町、大町の4町内会が町内会ごとに歌います!
素敵な衣装を身に纏って歌う方や……
仲良くデュエットをする方々など、
おおいに盛り上がりを見せました!
カラオケ大会で盛り上がる中、会館の中では、次のプログラムの準備に取りかかっていました。
そう、前山郷土芸能の一つ、奴踊り!
お盆期間で前山地域の外で暮らしている方が帰省しているので、
幼い頃に奴踊りを踊ったことがある子供たちも参加します!
昔から参加しているというお母さんたちが着付けのお手伝いに来ていました。
前山郷土芸能の披露があるときは、お母さんたちがお手伝いに来てくれるのだそうです。
大盛り上がりの中、カラオケ大会が終了すると、
真っ赤な衣装に身を包んだ子供たちが登場!
とても凛々しい姿ですね~!
青空の下、赤襦袢が映えます。
今回奴踊りに参加した子供たちの中には、この日に参加を決めた子供もいたのだとか!
突然のことでも踊ることができるのは、きっと、幼い頃に踊った動きを体で覚えているからなんですね~。
さて、交流会の大トリは「雑魚釣り舞」。
コミカルな動きが子供たちに大人気の演目です!
三度の飯よりも釣りが好きな兄弟が、大物を釣るため試行錯誤する様子を舞います。
前山郷土芸能は、各地を足で歩いて覚えていった踊りです。
その中で、何かもうちょっと楽しい踊りを、と先人たちが考え出した踊りが、雑魚釣り舞なのだそうです。
前山郷土芸能保存会の小笠原会長は、
「私が死んでも、次の年代の人が死んでも前山の集落があるかぎり続けていきたい。」
と、熱い思いを話してくれました。
子供も大人も、みんなが参加して一つのイベントがつつがなく終了しました!
ここで、前山地域の皆さんのコメントをまとめてみました!
●若い人が来て、地元を見てもらって良かった。こんなに若い人がいると思わなかった。
●里帰りしたお父さんお母さんの子供たちがこんなにいいところなんだ、と前山地域に目を向けてくれたら嬉しい。
●これだけ人が来てくれて良かった。前向きになれた。
今年、前山郷土芸能の演目の一つ「獅子踊り」の後継者が3人となり、
8月13日にはブッコミと呼ばれる行列で獅子姿を披露しています。
さらに、今年、前山地域の若者2人が結婚したというめでたいニュースが今回の交流会で発表されました!
今回の交流会を通して、地域全体で地域のことを見つめ、
これからの前山地域についてのヒントを見つけられたら。
これからも、三世代交流会を継続していきたい。
そう、前山地域の方は話してくださいました。
これからも、前山地域の皆さんの活動から目が離せません!
以上、地域の皆さんのパワーが感じられた前山地域から、
集落活動コーディネーターがお届けしました!