日本一辛い! と言われる「松館しぼり大根」
松館地域の魅力としぼり大根を堪能するツアーが行われました!
今回のツアーはJR東日本が主催し、鹿角市が協力して行われました。
JR花輪線を使い、盛岡市からお客さんが陸中大里駅に到着しました!
JR花輪線を使い、盛岡市からお客さんが陸中大里駅に到着しました!
まずは温泉「五の宮のゆ」へと向かい、レストランでしぼり大根入りのそばを頂きます。
机の上には元気ムラ応援サイトの松館地域のイラストマップが!
使われているそばは「大日堂そば」
松館地域から川を挟んで向かいの「大里地域」で生産されているそばです。
使われているそばは「大日堂そば」
松館地域から川を挟んで向かいの「大里地域」で生産されているそばです。
セルフサービスでそばを貰い、お好みで松館しぼり大根を入れます。
用意されたのはしぼり大根を「大根おろし」にしたものと、
地元での食べ方「絞り汁」だけのもの。
「辛いので注意して下さい!」とレストランの方が注意するほど、
様子を見ながら辛みを入れないといけません。
到着です!
松館しぼり大根の辛みは、「ツーン!」と抜けるワサビのような辛み、
しかし、その中にも大根の甘みやコクを感じられます。
その辛みを堪能した後は、いよいよ産地「松館地域」まで歩きます!
道中の紹介をしてくれるのは、松館地域にある菅原神社の宮司、桜田さんです。
この日は天気も良く、ウォーキング日和です。
松館改善センター前で小休止、ここからまずは菅原神社を目指します。
結構キツイ登りが続きます。
到着です!
ここでは神社の紹介と、菅原神社で行われる、
「松館天満宮三台山獅子大権現舞(まつだててんまんぐうさんのだいさんししだいごんげんまい)」
の紹介がありました。写真も見ながらの解説です。
さて、菅原神社を抜けた先は……!
説明してくれるのはしぼり大根の生産組合の組合長、山﨑道博さんです。
皆さん思い思いの大根を選んで収穫します。さて、菅原神社を抜けた先は……!
いよいよやってきました! 松館しぼり大根の産地、
「野月(のづき)」と呼ばれる、集落に隣接する台地です。
土の性質なのか、野月で育ったしぼり大根でないと、あの辛さは出ないそうです。
いよいよ大根掘り体験です!説明してくれるのはしぼり大根の生産組合の組合長、山﨑道博さんです。
丁度良いサイズというのがあって、300~400gぐらいがおいしい大根だそうです。
大きすぎても小さすぎてもダメなんですね。
美味しい食べ方や、すり下ろすときのポイントなどを
地域の皆さんが教えてくれました。
すり下ろすときは、綺麗に洗って「皮ごと」すり下ろすのがポイント
なぜなら、辛み成分は皮に近い部分に多く含まれているんです。
その後、布などで漉した液を薬味として使います。
また、辛みは5分ほどで無くなってしまうので、
「食べる直前」にすり下ろして使えば、新鮮な辛みを味わえます。
たくさんのしぼり大根を手に入れた後は、
「松館天神グラウンド」へと向かいます。
野月の外れに位置するグラウンドからは、
松館地域はもちろん、
鹿角八幡平の平野部を一望することが出来ます。ここで、地域の歴史を桜田さんから聞きました。
鹿角は、今の岩手県の大部分と青森県の一部を支配した南部藩の土地だったこと
戊辰戦争で南部藩が負けたことで、久保田藩に編入された経緯があります。
山から下りて「五の宮のゆ」へと戻ります。
米代川のせせらぎが気持ちいいです。
戻った後は「かづの手打ちそば同好会」の皆さんの指導で
そば打ち体験です。
同好会の木村功(いさお)さんが、まずはお手本を見せてくれました。
「水回し3年」と言われるほど、
最初のそば粉と水を混ぜ合わせる作業が難しいそうです。
その後、練り上げたものを伸ばして さらに伸ばして
ここから畳んで、切るとそばの完成です。
今度は参加者の皆さんが挑戦です。
初めての作業に苦労しながらも……楽しい作業です。
ここから畳んで、切るとそばの完成です。
今度は参加者の皆さんが挑戦です。
初めての作業に苦労しながらも……楽しい作業です。
完成しました!
その後、温泉を楽しんだり、休憩したりした一行は、
再び陸中大里駅を目指します。
辺りはもう暗くなってますね……。
お土産は松館しぼり大根とそば!
是非、家に着いたらまた美味しい松館しぼり大根を薬味に
そばを堪能して頂ければと思います!
以上、広域連携推進員がお届けしました。